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【飯塚特集】人情の町・飯塚で真摯に打ち込む型枠工事業者~(株)渉建設
自立する地域社会
2011年8月26日 07:00

(株)歩建設 (株)渉建設は、現代表取締役の加藤一徳氏が1984年10月に加藤組として創業した型枠工事業者である。91年3月に有限会社として法人化された後、01年7月に株式会社へ組織変更された。同社は型枠工事をメインに手がけているほか、躯体三役のさまざまな工事も行なっている。そのたしかな技術はゼネコンからも高く評価されており、受注先は大手から地場まで幅広い。

 また、鹿児島市の弓場建設(株)が展開している「ユーミーマンションシリーズ」の型枠、鉄筋、足場は、少なくとも飯塚地区においてはすべて同社が手がけている。9年ほど前には、関東・千葉にも支店を構え、現在は型枠約100名、足場約30名の計130名の社員・職人を抱えているという。

 「一生懸命、会社の経営を頑張っているおかげで、売上高も上がっていますし、銀行もよく面倒を見てくれるのがありがたいですね。今年いっぱいはすでにたくさん仕事が入っている状態で、今期は増収・増益を見込んでいます」(加藤社長)。

 地元・飯塚について、加藤社長は「とても住みやすい町ではないかと思います。都心のように、隣人と出会ってもあいさつすらしないという環境ではなく、隣近所との密接な地域のつながりがあります。非常に親しみやすい、思いやりのある町だと思います」と、その想いを語る。「ここ飯塚では、たとえば1度付き合って『この人だ』と思えば、裏切られないかぎりはずっとお付き合いするような『筑豊人』としての気質、人間味があります」(加藤社長)。

 一方で「現在、飯塚に新たに人が入ってこないのは、昔ながらの産炭地の悪いイメージや、大・中規模の企業誘致が難航しておりこれといった産業がない、といった問題があります。また人情味がある半面、"垢抜けていない"昔からの考え方に固執してしまっている面もあるでしょう。人間が多くならなければ、街は発展しません」と、加藤社長は地元が抱えている問題点についても分析する。

 人情味あふれた街・飯塚で、真摯に仕事に打ち込んでいる渉建設。同社のような地場企業の頑張りこそが、明日の飯塚そして地域を築く礎となっていくだろう。

【坂田 憲治】

COMPANY INFORMATION
(株)渉建設
代 表:加藤 一徳
資本金:2,000万円
設 立:1991年3月
所在地:福岡県飯塚市相田181-462
TEL:0948-21-0688
FAX:0948-21-0712

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