既報の通り、大分の生コン製造業の木村組が9月10日に破綻した。
大分市内の生コン業界関係者によると、「大分市内はいまだ価格が、安定せず4,100~4,200円/m3での出荷がまかり通っている。なかには3,000円台の出荷も存在する。当然、出荷すればするほど赤字を垂れ流し、経営を圧迫する。そして行き詰る。こんな価格で商売が成立する訳が無い。各社各工場自分勝手な行動に走らず、きちんと纏まっていれば潰れなくても済んだのだが...。木村組は時間の問題であった」と木村組の破綻について語った。
また、今後の動向にも触れ具体的な社名は明らかにしなかったものの、来月にもう1社破綻する恐れがあるとコメントした。
木村組の破綻はまだ序の口で、大分市内の生コン業界は黄色信号が点滅している状況に陥っている。
【河原 清明】
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