高島市長へ一言、お詫びします。私の見る目がなかったこと、節穴であったことをお詫びするのです。たしかに以前、「今回の３副市長は仕事師」と、褒めました。抜擢した市長へも称賛のことを書いたのは事実です。それは前回の吉田市長時代の２副市長があまりにも怠惰過ぎたからであります。前副市長たちと較べて現在の３副市長たちは仕事をするという意味です。

　当初は前捌き調整役の渡辺正光氏、攻撃役の山崎一樹氏、安全・安心のプロ大野敏久氏と素晴らしい組み合わせとみられていたのですがねー。しかし、よそ者の山崎一樹氏では福岡市役所内の職員たちを叱ることはできませんからね。そうなるとどうしても生え抜きの渡辺正光氏がしっかりしなければなりませんが、残念ながら「まるっきり」と、職員たちから舐められています。威厳がありません。

　そしてですよ！！きょう（４日）の『ＨＵＮＴＥＲ』で前回の指摘通り、「福岡市、入札事務を恣意的運用、『基本設計は原課』の規定なし」です。この不埒な行為の管理責任は総務企画局と思いますが、渡辺副市長の前職のポストは総務企画局長でしたよね。悪根の根元は以前にさかのぼるのでしょうが、渡辺福市長は局長時代、一体、何を管理していたのでしょうか。

　さて、本題から外れるのは止します。私の友人が前の東大教授で都市企画設計プランナーとして有名な方の紹介・アポイントで渡辺副市長へ会いに行きました（この時の提案プランについては後日、このコーナーでレポートします）。副市長は「有意義なお話ですね。担当者にまわします」と、担当理事に案件を振ったそうです。この理事は事前に渡辺副市長と友人が会う時間をキャチしていたので立ち会ったとのこと。

　別室で友人とこの理事は話し合いをしたのですが、ケンカ腰の議論になったそうです。「まー、民間人は至らないことをするな」という姿勢を誇示したとか。後日、私はこの理事に会いました。「民間の会社なら社長から命令をサボタージュしたら首になりますよ。役所って面白いですね。上司（副市長）の指示に逆らって一方的に民間人に議論を吹っ掛けることが許されるのですかね。誰が判断しても貴方は渡辺副市長を舐めています」と、言ってやりました。

　市長！！この理事の評価は職員から聞いてください。まずは民間では考えられない人事です。年功序列で誰でもが定年前には多少、功績があれば理事になれるのですから。それよりも何よりも渡辺副市長に威厳を持って頂かねばなりません。

【児玉　直】

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