<次は応援しないぞ!!>
自民党市議会議員たちが異口同音に次のように言います。「市長は自力で当選したとでも思っているのだろうか。自民党に対する恩義の欠片も見せない。まったく我々らの言うことを聞こうともしない」。ある議員に至っては「こども病院のことでも自民党市議団のことにはまったく耳を貸さずに独走する。許せん!」と、吠えていました。その気持ちには少し同情します。
自民党市議団の朝の勉強会に呼ばれているそうですね。そこでいつも御怒りを受けているとか。市長はそこで土下座して陳謝すると聞きました。老練な議員が嘆いていましたよ。「市長はかたちとしてはすぐに謝るが、本心は馬耳東風だ。神経が鈍いのか図太いのかわからないが、自分のスタイルを貫徹する奴だ。まー、自分の力で再選できるつもりでいるのであれば勝手にやれ!!次は応援しないぞ」。
<山崎副市長へ禅譲説まで流れる>
さらには、自民党市議団の言うことを聞かないことに関しては、(1)「よほど自信過剰で、自力で再選できると思い込んでいる楽天馬鹿」か、(2)「もう2期目には立たない」などと、そこまで解説してくれるのです。そして、ついには「山崎副市長を口説き落とす条件として2期目は立たずに同氏に市長を譲ることが内々、了解されていた」という吹きだしたくなるような珍解析まで飛び交う始末。よくまー、見てきたような嘘がまかり通りますね。
まだまだあります。これは福岡市役所の情報通の職員たちが囁いているヒソヒソ話です。
「山崎副市長は変わってしまった。丸くなったというかやる気がない、卒なくやっている、あれは期待外れだな」と、勝手なことを囁いています。前回、赴任していた時の山崎氏は部長、局長を歴任していました。行政改革には熱心で職員を叱り飛ばすことが数多くあったそうです。だから鮮明に記憶していた職員にとって今の大人しい山崎副市長の動向を眺めると「別人に見える」そうです。
たしかに、ある部長が当初においては今回の副市長人事を評価していました。「山崎副市長が攻めまくって仕事を遂行する。渡辺副市長が『まーまー』と調整する。よいコンビだ」。この人が現在、その評価を否定するようになったことを説明する必要はないでしょう。「敵を造らない山崎副市長の政治姿勢は虎視眈々と"次"を辛抱強く待っている」と解釈されているのです。
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