<山崎副市長には喝を入れて>
「攻めの山崎、調停の渡辺」という期待されたコンビが両方とも精彩がないのではいけません。10月8日の有識者や市民からなる第三者委員会「アイランドシティ未来フォーラム」で、山崎副市長が「福岡市は借金過多でたいへん」という説明を行ない、アイランドシティの未来を語ろうとしていた委員たちがやる気をなくしたことは既報した通りです。
昔の山崎氏であれば「元気な前向きの方針を述べていただろうなあ」と、懐かしむ意見もあります。一体、どうしたのでしょう。この円満さは、「年齢とは関係ない」と思います。
一説によれば京都市副市長時代に山崎氏は一心不乱に京都のために汗をかいたそうです。その貢献に対して京都市長が労いの言葉をかけるのでなく結果的には足を引っ張ったという巷の下按(げな)話も流れています。「だから山崎氏は慎重を第一にして模様眺めで自分から行動をしないのだ」と、もの好きに解説してくれる人がいました。どうであれ「山崎副市長!!貴方の役目は大胆に動くことだ」と、喝を入れる必要があるのではありませんか。
<『俺は福岡市長として命を賭ける』と宣言を!!>
高島市長に次のように尋ねましたよね。「『市長の仕事は24時間拘束されて堪らん。あーだ、こうだと言われてストレスが溜まるばかりだ。これならば気楽な国会議員のほうがましだと国会転出を決意した』と、巷で囁かれていますが、真実はどうですか? 任期を放り投げて国会へ転進する無責任な選択すするはずがありませんよね」と。
すると、「馬鹿にしないでください。福岡市長の仕事がこれだけ重要でやりがいがあるものはありません。気苦労もありますが、問題解決に対して闘志が燃え上がります。百万にひとつも国会議員になることはありません」と、断言されました。巷の流言には怒ることもなく(呆れかえっていられる)淡々と信念を披露されるのは流石です。
私も高島市長の政治信条にはまったく疑念を持ちません。信念一筋を貫く人であると固く信じています。ただ市長就任1年が過ぎようとしているところで局面打開が必要なところですぞ!! 首長としての威厳ある得意のパフォーマンスが求められます。150万の福岡市民に「俺は福岡市長として命を賭ける」というメッセージを発してください。
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