＜日本会議福岡・松尾新吾会長就任記念大会＞
各位 「日本会議福岡 松尾新吾会長就任記念大会」のご案内とお願い
―日本会議福岡議員連盟の報告、日本会議福岡女性部会発会五周年―
謹啓 初秋の候、益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。
皆様方には、これまで本会の行事にご参加戴き、洵に有難うございました。本日は、平素の御礼を兼ねて、本状をお送りさせて戴きました。
本会も平成十年十月十日の設立以来、およそ十三年の歳月を迎えました。
この間、皆様方には「誇りある国づくり」へ向けて、
（１）国家や皇室の御慶事のお祝い【皇室】
（２）英霊を偲び歴史の真実の継承【慰霊】
（３）国民育成への教育の再建 【教育】
（４）伝統に則った新憲法の制定 【憲法】
（５）国防の強化と自衛隊支援活動【国防】
等、多岐に亙る国民運動を支えて戴き、洵に有難うございました。いずれも国家の根幹に関わる重要な事柄であり、僅かながらも我が国の為に努力ができましたことを厚く御礼申し上げます。
■領土領海や安全保障、国家の存立に関わる諸問題が頻出
その一方で、一昨年の民主党政権誕生以来、わが国の将来が憂慮される厳しい出来事が頻出しています。普天間基地移設問題を巡る日米同盟の軋み、中国漁船衝突事件に見られる尖閣諸島の問題、韓国やロシアによる竹島や北方領土の不法支配の強化、四～五年後には中国の空母艦隊の出現が予想されており、我が国の領土・領海や輸入資源補給路の防衛など、我が国の存立に大きく関わる事態が発生しようとしています。
また三月十一日に起こった東日本大震災による大規模災害や福島原子力発電所の事故は、多くの被災者や経済活動に多大な影響を与え、我が国の将来のエネルギー政策まで議論されるに至りました。
戦後最大の国難と言われる昨今、私たち国民はこの厳しい現状を真剣に受け止め、嘗て生起した幾多の国難や試練を乗り越えてきた先人の叡智と努力に倣い、将来の我が国の為に力を尽くして参りたいと存じます。
■『記念大会』を開催し、「誇りある国づくり」へ決意も新たに
つきましては、直面する課題や結成以来本会が取り組んでいます「誇りある国づくり」に向けて標記の大会を開催し、決意も新たに努力して参りたいと存じます。第二部の講演会には、世界を広く見聞され、様々な分野で批評や提言をされています曽野綾子先生をお迎えします。何卒、お知り合いの方々等をお誘い合わせの上、多数ご参加戴ければ幸いです。
＜恥知らずの人が日本国家を愛する資格があるのか＞
10月16日、ホテルニューオータニ博多で日本会議福岡の大会が開催された。参加者は1,000人超。同大会の案内文が先の引用文である。筆者も「誇りある国づくり」へ向けての五大政策（１）『皇室』（２）『慰霊』（３）『教育』（４）『憲法』（５）『国防』にはまったく同感する。日本は、政治家、行政トップ、経済界トップは誰もが責任をとらない一種の居直り風土が蔓延する国家になり下がった。日本国民一人ひとりも軟弱になり、プレッシャーに脆くも崩れ心身症・うつ病に陥ってしまう。もっと最悪なのは、それらを仮病として悪用し、長期休職に逃げる輩が増加し続けているという状況である。
東日本大震災で日本の統治能力を試すためにロシア・中国が挑発行為を繰り返したのは周知のとおりである。この苦難に当たって「日本会議福岡」に日本国家の現状を憂い、危機感を抱いて1,000人を超える人たちが結集したことには一種の安堵感を覚えた。だが、一方では、違和感どころか嫌悪感を抱いた。「権力亡者の九電会長・松尾新吾氏が日本会議福岡の会長に就くこと自体、ナンセンス」と、声を大にして叫びたい。
日本会議に結集する方々は五大政策の下に衰退した日本国家の復権を果たすことに全身全霊、尽くすことを覚悟している。この志の共通の根元は「潔さ・羞恥心」ではないか。「恥をかくことを潔くしない」ことが第一義の信条だ。ところで松尾新吾氏の最近の動向をどうお感じになられるか！！「我欲の亡者、老害の極み」という表現がぴったりだ。松尾新吾氏は国士としてのムードを醸しだす人物という印象を抱いていた（産経新聞へのインタビュー記事（画像参照）を参照されたし。日本国家を憂う国士のような発言をしている）。
ところがだ。ここに至って権力に執着するただのジジイになり下がってしまった。世間常識を知らない眞部社長の記者会見の応対には呆れるばかりである。このような井のなかの蛙の奴を社長に引き上げた責任に関して松尾氏はまったくの無頓着。次のような流言までは信じたくないが、「鎌田相談役の会長役就任期間よりも少しでもより長く務めあげたい一心で辞任しない」という批判の火の粉まで舞い上がりだした。
九電の12年３月期決算が赤字になることが確定したので業績不振による引責辞任は確定したようなものだ。このような権力亡者になり下がった人物が日本を愛することを語る資格があるのか！！ 戦後、日本の教育が歪められてきた。日本会議の五大政策の（３）『教育』の改革が求められているが、責任感のない松尾氏に『教育』を説く資格があるのか！！日本会議福岡の皆さん！！
＜ここで"是正を求める声"をあげないと日本会議の名が廃る＞
軟弱になった日本国家の復権を実現するために結集した『日本会議福岡』の仲間たちが、たかが九州電力会長のポストに萎縮しているわけでもあるまい。松尾氏に対して「日本会議福岡の会長を辞任してください」と、迫るべきである。九電会長を辞めてそれに追随して『日本会議福岡の会長』辞任を認めるようでは「日本会議」運動に汚点を残すのではないか！！ 世間から「あー、やっぱり日本会議も流れに身を任す自己保身的な団体か」と、レッテルを張られていいのだろうか。筆者は声高らかに叫ぶ！！「松尾さん！！貴方は日本会議の名誉を傷つけたから辞めなさい」と。
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