9日、法政大学大学院の坂本光司教授らの研究チームが、47都道府県における「幸せ度」の研究結果を発表。日本一となったのは福井県。高島市長を旗頭に「アジアのリーダー都市」をめざす福岡市を含む福岡県は第39位という残念な結果でした。
ランキングである以上、必ず1位から47位まで順位がつくものですが、下から数えたほうが早いというのは素直に受け入れがたい。また、福岡県は、小川知事が「県民幸福度日本一」をかかげており、この結果だけを見れば、実現までの道は険しいと言わざるをえません。
その一方で福岡県は、これまで不名誉な"1位の座"を獲得してきました。指定暴力団の数、発砲件数、飲酒運転事故の数、性犯罪発生率、犬猫の殺処分件数などなど。「福岡県」と「ワースト」を併せてインターネットで検索すると、目を覆いたくなる福岡県の実情が見えてきます。
「アジアのリーダー都市」になる以上、少なくとも日本において、トップクラスの魅力的な都市であることが求められます。かかる不名誉を跳ね返すべく、まずは市長が非常事態宣言を発するぐらいの決意をもって、市民とともに現状の改善に乗り出さなければなりません。「県民幸福度日本一」とタッグを組み、世界の憧れとなる素敵なまちを作りましょ
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