＜100点満点の『福岡市の新ビジョンを語る』＞

　高島市長！！貴方も市長就任１年目を迎えました。ここからは独り立ちの闘いが求められています。我々の『愛の告知』からも自立しなければなりません。高島市長の独り立ちの為に涙を呑んでこのシリーズを断念することにしました。残り３回、掲載後に終了させていただきます。

　さて15日の夕方、ホテルニューオータニ博多において『福岡市の新ビジョンを語る』と題して高島市長、貴方が講演されました。800名余りの方々が参集していたと思います。若い方々が目立ったのが印象的でした。市長のコアな支持者達でしょう。熱気が溢れていましたね。

　この講演会の目的は政治資金パーティでしたが、福岡市長就任（選挙当選）して1年になりました。それを記念し【今後の福岡市の新ビジョン】を語ることで高島市政の方針を公にする狙いで企画したそうですね。聞くところによると直前の3日間は、朝方3時まで講演内容を練り上げていたとか。

　さすが『出来栄えは100点満点』と採点します。感激しました。取材に同行していた記者が感涙していたことをお伝えします。まずは「1.情報発信力を一段と高める。発信力の評価はどれだけ伝えきるかだ。2.ユニバーサルシティ福岡、『アジアのリーダー都市にする』」基本戦略を明示されました。

　その上で『稼ぐ都市マネージメント』のスキルに磨きをかけて都市成長にともなって社会サービスを充実させることを宣言されたことには賛同します。その短期戦略が交流人口を増やすことですね。コンベンションの回数を増やす（今でも東京に次いで国際会議件数は全国で2番目）。観光振興を強化する。福岡市の産業はサービス業の比重が大きいから恩恵も、大ということですね。

　中期的には『稼ぎだした』勢いに乗じて「最先端技術の定着に挑戦させる。その為には企業誘致を促進させる重点政策を具現化させる」と提示されました。加えること長期的には『暮らしの質の良い街の実現』を強調されていますね。結構な指針です。全く賛同します。

　高島市長の凄いところは新ビジョンをもう具体的に実現し始めたということです。11日には日本海側の港として、博多港を拠点港に指定させました。15日には、ユニバーサルデザイン世界大会を福岡市に誘致決定と発表され、驚いています。日本国家の高級官僚ども達へのプレゼンテーションが卓越していることが高島市長の得意とするところです。

　高島市長は演壇で熱弁を発している矢先に、最前列にはのんびりと山崎・渡邉両副市長が座っていました。「貴方達がシャキッとやらんといかん」と後ろから声をかけましたが、それは彼らの軽率さが災いを招いた結果なのです。

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