『福岡市の新ビジョンを語る』は、「出来栄え100点満点」と評価しました。ある局長も称賛していますよ。「確かに国の機関に提出する書類は我々、職員が作成します。市長にはできるわけがありません。しかし、プレゼンテ―ションの核心どころには、必ず赤丸を入れてきて修正を求めてきます。この勘所は流石です。そしてあの喋り口で提案すれば御国の役人さん達もころりと丸め込められます。だからいろいろな予算獲得、プロジェクトの認可が可能になるのです。過去には例のない異色の市長ですよ」。このように信服しています。

　そこに降って湧いた災難、政治資金パーティ券問題です。お陰でいろいろな問題点というか、弱点が判明しましたね。最大の問題点は軟弱な副市長の存在。隙あらば高島市長の足を引っ張ろうとしているある局長達の一派。ここは市長の伝統の人事権の発動で抑え込むことです。これは簡単に粛清できます。

　一番の難関は市長本人にあることを認識されているでしょう！！要するに遠慮しているというか、良い恰好師を通していることが災いしているのです。「木村私設秘書を嘱託で採用して市役所の一角に椅子を置いたら」と提案しましたところ「公私混同はいけない」と躊躇されましたが、広太郎さん時代に前例があります。関係者が必要な時に私設秘書と連絡が取り辛いのはマイナスです。

　であれば、「市長の自宅から市役所近くに明確な私設事務所を構えたら」とも奨めましたが、「お金がないのですよ。前の選挙資金の返済もあるし、事務所を構えるのは無理です。」との返事でしたが―。「中小企業どころか零細商店同様の資金繰りに悩まされているのですか。」と皮肉を言ってしまいました。すみません。まぁ、しかし、恰好師だけでは世の中は渡れません。有能な首長は有能な政治家であります。必要なことを断行するのが有能な政治家です。

　先輩の過去の市長達の前例を模倣していては男・高島宗一郎の名が廃ります。福岡では若い経営者達が活躍し、燦々と輝いている連中が山積している。これは、財産です。彼らと「福岡の未来を語る研究会」でも組織したらいかがですか！！そこを基盤にして強固な支援組織づくりに着手したら沢山の方々から『愛の告知』ならぬ『愛の手』を差し出していただけると思います。若い経営者達も「地元福岡に貢献したい」と、熱情を抱いていますが、具体的な行動を見つけられていません。高島市長が明示してやることです。

　それから、再三にわたって指摘してきましたが、再選の要は「アイランドシティの政策を具体化させる」ことです。残り３年間で全力投入されて、目途を立てられることをお祈りいたします。独り立ちされた高島市長には二度と『愛の告知』というような出しゃばった行為は致しません。だから、間違いなく独り立ちしてください。

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