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祝・日本一!福岡ソフトバンクホークス~史上初完全優勝への道(3)
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2011年11月25日 07:00

 11月20日の日曜日、福岡ソフトバンクホークスが中日ドラゴンズを3-0で破り、4勝3敗で8年ぶりの日本一に輝いた。開幕から好調にスタートを切ったホークスは、交流戦、リーグ戦に続き、クライマックスリーズを制覇。ついには、日本一に輝いた。しかも、全球団に勝ち越すという完全優勝は、史上初の快挙だった。

<相乗効果を生んだ投と打>

1125_No1.jpg 投打がうまく噛み合い、相乗効果を生んでいたことも、今年のホークスの快進撃に繋がった。投手陣が最小失点で辛抱していると、打線が奮起してそれに応える。そのような場面を今年は特に多く見かけた。

 また、守護神の馬原がシーズン当初にあれほど不調だったのは、母親の看病で調整が遅れていたことに起因すると、チームメイト全員が知っていた。だからこそ、守護神不在の穴を埋めるために選手が奮起したのだし、その団結心は小久保、内川、松中と、離脱が続いた時期にも、強さを増していった。

 付け加えれば、主力選手の離脱が長期に及ばず、1カ月程度で済んだことは幸いだった。離脱者が長期ではなく、短期・中期で復帰したこともチーム力を大きく低下させず、むしろ余剰人員と危惧されたベテランたちをうまく機能させるという結果を生んだのではないだろうか。

<黄金時代の到来なるか>

 今シーズン、史上初となる完全優勝を達成した福岡ソフトバンクホークス。若鷹軍団は常勝軍団と成り得るのか。もちろん、不安要素はいくつかある。

 まず、FA権を取得した和田・川崎の両選手が大リーグに挑戦する可能性が高いとされる。加えて、杉内投手が国内FA権を行使する可能性があり、今季19勝を挙げて最多勝のホールトンも残留するかは微妙。最悪の場合、自慢の先発4本柱のうち3本が抜けることになりかねない。

 また、不動のリードオフマンだった川崎の後釜は、本多に期待するにしても、ショートの守備に関して、3年目の今宮では、やや不安もある。また、カブレラとオーティズに関しては、今季の成績では契約延長は難しいと思われ、代わりに入団するであろう新外国人が機能するかどうかは、リスクがある。

 2枚看板として君臨した和田・杉内の同級生コンビの抜けた穴は、新垣の復活に期待したいが、難しそうだ。とにかく、投手陣からもう一度戦力を見直すべきだ。また、打撃のほうでは、新4番として松田の安定した活躍が求められるし、小久保や松中といったベテランの力もまだまだ必要である。常勝軍団を築くためには、若手がどこまで台頭してくるか、そこにかかっている。

(了)

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