21日、福岡市中央区の春吉公民館において、福岡で活躍する女性起業家や起業を志す女性らが交流を深める『輝く女性プロジェクト』の定例会が開催された。このイベントは、オリジナル化粧品「咲ら」を販売する（株）咲ら化粧品（福岡市博多区）を経営する森咲子さんが主宰。2009年から始まった。

　『輝く女性プロジェクト』には、（１）自分のなかの可能性に気づいて、（２）行動を起こすきっかけをつくり、（３）人とのつながりをつくる、という３つのミッションがある。最初に行なわれる30秒の自己ＰＲにおいても、相手に印象を残すための要領についてアドバイスがまず行なわれ、参加者はそれに従う。随所に実践的な内容が含まれていることが、リピーターや口コミで参加者が集まる要因となっているようだ。

　今回は、「Blue　Rise」の美食セラピスト・早田麻里子さんが「Facebook（フェイスブック）」の使い方について講演。ビジネスでも使える実名登録制のＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）として日本でも利用者が急増している「Facebook」。使いこなせれば起業家にとって心強いネットツールだけに、「友達申請の際は、必ずメッセージを添えて」というマナーに重点をおいた早田さんの説明に、参加者は興味を持って聞き入っていた。

　公民館を借りて行なわれる定例会はいつも満員御礼となる。女性だけではなく、輝く女性を応援する趣旨に沿っていれば男性の参加も可能であり、自己ＰＲタイムでは、各々が自分の商品やイベントを宣伝。なかには、女性向けの商品を取り扱っていることから女性の意見を求めて参加した男性の起業家も。会の終了後も、参加者同士で、協力の申し出やアドバイスなどの意見交換が積極的に行なわれていた。

　次回の『輝く女性プロジェクト』定例会の開催は４月17日（火）午後７時から。場所は春吉公民館で行なわれる。参加費は100円。内容の詳細およびお問い合せなどについては、「輝く女性プロジェクト」のホームページで。

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