26日、福岡市水道局は、(独)JICA(国際協力機構)の依頼に基づきミャンマー連邦共和国へ派遣する職員が正式に決定したことを発表した。同局計画部計画課開発調整係の松岡賢さん(33)は、同国・ヤンゴン市における水道事業の現状分析・課題整理などを行なうため、4月4日から2014年4月3日までの2年間、派遣される。
松岡さんはヤンゴン市開発委員会給水衛生局に配属。ヤンゴン市生活用水給水アドバイザーとして配水管理技術の向上を図る。ミャンマー最大の都市であるヤンゴン市は、人口が増加傾向にある一方、施設の老朽化が進み、増え続ける市民の水需要に対応できなくなっているという。喫緊の課題は、十分な生活用水を供給するための漏水管理などの実施。JICAは、ミャンマー政府から我が国の専門家による支援要請を受けており、松岡さんは「JICA長期派遣専門家」として現地へ向かう。
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