福岡県生コンクリート工業組合によると、2012年5月度の福岡県生コンの出荷量は、以下の通り。
福岡県全地区で前年同月比100%を超えた。同組合関係者によると、「飯塚・田川地区は前年度の繰越工事の影響での上昇。北九州広域の東九州道需要は、ピークを過ぎやや減少傾向に転じると予想される。福岡地区は、マンション・病院および老人ホームなど民需の中小規模案件が活況で、上昇傾向は暫く続くであろう」と市況の予想についてコメント。上昇傾向とはいえ一過性の事象もあり、また出荷量を冷静に見て1工場当たりの採算性が良好とは言い難い。
【河原 清明】
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