記事「ご意見「緊張が足りないとは事実と真逆」~福岡市職員の実情について」について、読者の石原新太郎(ペンネーム)様よりいただいたご意見を紹介します。
私も、大多数の職員は、真面目に精一杯頑張ってると思います。一律に定員を削減され、仕事は高度化・緻密化していき、審査会・検討委員会・議会・訴訟・市民からの苦情と経常事務以外に時間をとられ、挙句の果てにもっと知恵を出して業務改善しろなど、もうパンパンだと察します。
なぜ、このような状況になったのかを考えてみますと、役所の守備範囲があまりにも手を広げすぎ、いわゆる「大きな行政」にしてしまったからだと思います。車のアクセルと同じで、人間も多少の遊び・余裕の部分がないと潰れてしまいます。
そこで思うのですが、組織を大幅に見直して、民間に任せる部分はできるだけ委託して、余った職員を必要な部署 (今は生活保護のケースワーカーでしょう)に回すなどの工夫をするべきです。ただし、仕事がきついからと言って不祥事を正当化する理由にはなりません。
高校卒業でも頑張って局長級に就任する人もいれば、東大法学部を経て市役所に入っても、向いてないとして早々と辞職した人もいます。人それぞれの人生の選択肢は各自で決めるべきですが、少なくとも警察のお世話になる人にはそれなりの見える罰がやはり必要かと存じます。
貴重なご意見ありがとうございました。
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