6月15日開かれた「原発なくそう!九州玄海訴訟」の第1回口頭弁論の対象は、第3次まで提訴した原告のうち1次2次の3,074人。佐賀地裁に集まった原告は、約400人にのぼった。
<法廷に原告45人 模擬法廷に350人>
裁判所が用意した原告席は約20席。当事者であるにもかかわらず、"傍聴人として入れ"という。しかも、その数は、記者席を除いた一般傍聴席わずか23人。抽選には約370人が並んだ。原告側弁護団が4月初旬から原告の権利保障のため別会場での開廷を要望していたが、「法廷内の秩序」などを理由に受け入れられなかった。結局、法廷に入った原告は45人だった。
「4人の意見陳述は格調高く、気持ちがこもったもので、震えがきた」。こう話すのは、法廷に入った佐賀市の医師・満岡聰氏だ。「国と争う」ことの重みをあらためて実感した...(⇒つづきを読む)
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