弁護士への信頼を失わせた高橋浩文被告人の初公判は、約30分間で静かに終わった。刑事被告人となった元弁護士は、福岡地裁新館第1号法廷にいる間、何を思っていたのか。追起訴分の審理は次回に予定され、業務放置による深刻な被害がいっそう明らかになるとみられる。
検察側から被害者A社とB社それぞれの社長の供述が示された。内容が対照的だったのが印象に残る。B社長は「激しい怒りを感じており、厳しい処罰を望む」と求めた。一方、A社長は「信頼が裏切られて腹立たしい。お金が戻ってくるわけではなく、許そうとは思わないが、特別厳しい処罰を求めるものではない」という内容だった...(⇒つづきを読む)
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