健康食品の研究・開発、受託製造などを行なっている三益製薬(株)が7月31日、中国国立瀋陽中医薬大学教授の王淑娟医学博士を講師に招き、第1回の「耳ツボ講座」を開いた。耳にあるツボを刺激し、さまざまな症状を治療する耳ツボ療法は中国がルーツであり、王教授は大学で講義を行なっている。王教授が教える、本場・中国の「耳ツボ」の奥深い仕組みや実践を交えた療法の指導を、参加者たちは熱心に受けていた。
全身のツボがあるといわれている耳。王教授の療法は、「王不留行(おうぶりゅうし)の種」という天然漢方種を耳ツボの上に貼る施術。1日に10~20回ほど、貼られた箇所をおさえるなどして刺激する。不眠、肩こり、便秘、生理痛などの症状を一つひとつ改善していくのが基本。また、刺激が強すぎるため、片方の耳だけを刺激するという。耳にあるたくさんのツボを覚えるコツは、「図を見ながらでも、挑戦してやり続けることが大事」と王教授。参加者のひとりは「興味があることなので覚えるのが楽しい」と話していた。
同講座では受講後、遼寧中医薬大学および(社)国際天然物機能開発研究会から認定の修了証書が発行される。また、次回以降、より専門性を深めた上級・中級コースを設置することを検討中とのこと。本場・中国の医学博士が直々に教える耳ツボ講座は貴重であり、すでに身に着けている人にとっても参考になる内容ではないだろうか。
第2回の講座は、8月21日(火)午後9時から、三益製薬(株)内で行なわれる。詳細・お申込みについては下記を参照。
<お申込み・お問い合せ>
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