5日、(株)さとうベネックが、同社の代理人を務めていた渡辺靖志弁護士を同日付で解任していたことがわかった。渡辺弁護士が各債権者に宛てて発信したFAXで、解任の経緯および理由を説明している。
同FAXによると、渡辺弁護士が、8月末入金予定の1億5,300万円を債権者に対して按分配当する準備を行なっていたところ、同社代表・大川義廣氏から「当面の間、配当を見合わせるように指示された」。同指示に対し、渡辺弁護士は、「早急に配当を実施すべき」と大川氏に主張したものの、納得が得られず、代理人を解任されたという。
また、渡辺弁護士は、按分配当の件について、さとうベネック側の発案のまま、8月30日の大分説明会および31日の東京説明会で債権者に説明していたとしている。
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