9月12日にリーガロイヤルホテル小倉で開かれた、「延吉派」の"新理事会"で、"神の手"を持つ天才ドクター、延吉正清氏の"理事長"続投が決められ、新評議員が選任されたことが、関係者の話でわかった。
小倉記念病院を開設する財団法人は13日、同理事会なる会合や新評議員選任などは無効だとする通知を延吉氏はじめ関係者に送った。
<病院長および理事長は延吉氏が続投>
関係者の話によると、「何らかの事情があって、(後任が)決まらなかったので、延吉続投となったのではなかろうか」といぶかしがる。
<新評議員に京大出身医が3名>
また、理事と同じく6月30日をもって任期が満了したとして、新しく"評議員"が選任されたという。
メンバーは、現評議員から植田浩司氏(西南女学院大学学長)、鳥巣正吉氏(医療法人社団鳥巣病院理事長)、高椋正俊氏(特定医療法人東筑病院消化器科部長)、造田昌孝氏(財団法人北九州霊園理事長)が再任された。
さらに、木村剛氏(京都大学付属病院循環器内科教授授)、村上知行氏(医療法人社団昴会湖東記念病院院長)、安藤献児氏(小倉記念病院循環器内科部長)と、延吉氏と同じ京都大学出身の医者3人が選任されている。
ほかには、本田健氏(弁護士)と金融機関関係者が名を連ね、"新評議員"は計9人となった。
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