「養命酒」の製造販売で知られる養命酒製造(株)(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:塩澤太朗)は18日、社有地を利用した太陽光発電事業を開始すると発表した。
経済産業省の「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」による「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用するもの。同社では保有資産の見直しと活用を経営計画に掲げており、埼玉県鶴ヶ島市にある社有地約4万m2を活用。約8億円をかけて発電施設を建設する。
発電施設は来年7月から竣工予定で、完成すれば出力規模が約1,990kw、年間予想発電量は約262万5,000kwhとなり、一般家庭400~500世帯分の年間電力消費量に相当するとし、約1億円の売上を見込んでいる。また発電施設には見学スペースなども計画しているとし、詳細については地元自治体と協議中であるとしている。
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