既報の通り、ナイスが日進の敷地内の建材に全商品を譲渡された旨の貼り紙をしていた。
同業者からは「日進は最近、事業規模を縮小していた」といった声も聞かれた。渦中のナイス福岡市場を訪れると、「現場では詳細はわかっていません。貼り紙は本社の指示です」と言い、現場では取引条件を把握できていないという。
夕方に改めて日進を訪れると、弁護士によって破産申請する旨の貼り紙がなされ、情報を聞きつけた複数の債権者が同社を訪れ弁護士を問いただす姿も見られた。一部の債権者は、「ナイスさんがうまく仕切ってくれればいいけど」と漏らす。また、憤りを隠せない様子の債権者もおり、関係者らは混乱した様子だった。
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