NET-IBでは、ツイッターを活用している橋下市長のツイートをまとめて紹介する。
橋下大阪市長の1日午前9時5分から午後1時2分までのツイートは以下の通り。
実現可能性をもって批判を受けますが、それでも普通の議員ではこれに賛成できません。
RT @tomsouya0625:衆議院半減、参議院廃止を提案している政党に立候補することは、大幅リストラする会社に就職することと同じ。本気で維新に共感して日本を変えようと考える人が集まるのではないか。
専門家の意見は重要ですが、それは具体的解決策をきちんと提示する意見。解決策なき意見は学者論議で政治には使えません。
RT @htakasewb: @t_ishin @m22 専門家の意見を聞き決断を下すのが政治ではなかったのですか?そしてその責任を政治家が取るというお話では?
色々な解決策を専門家に出してもらい、政治家が選択・決定するのです。決定の責任は政治家が負います。
RT @saku_kisaragi: それなら専門家だけで政治をやってしまえばいいのでは?専門家に必要な知識を求めつつ政治家が解決策を考えるのも一つの方法ではないでしょうか。
10月1日朝日新聞(大阪)7面「福島が問う政府」は良い記事。なぜ大阪都構想で僕が府庁市役所の再編にこだわるのかにも通じる。大阪の自民党は、まだこの点全く理解がない。組織を再編することにどんな意味があるの?と言い続けている。議員は、政府に入らない限り、行政組織の外から意見を言うだけ。国会議員も政府に入らない限り、行政組織のマネジメントなど全く分からない。政治家は政策を作ることが全てだと思っているが一番重要なことは政策をどう実現・実行するか。実現・実行するのは行政組織である。維新の会の公開会議でも、震災復興策をしっかり作るべきだ!という声が国会議員から上がった。
震災復興策はもう出し尽くされている。あとはそれをどう実現・実行するかだ。これは行政組織マネジメント。10月1日朝日7面の記事は、行政組織が機能していないことを端的に表している。解決策は、復興策を作り直すことではない。権限と責任の所在を明確化し、組織を機能させること。復興担当大臣に、岩手県、宮城県、福島県の知事(合議体で難しければ誰かを長に選ぶ)に就いてもらう。金だけ国が確保して、あとは地方に権限を渡す。その代り責任も負ってもらう。復興に際して、法律改正が必要なら、特別法の形でも良いので、岩手県・宮城県・福島県知事が主導して法律改正する。
朝日7面の記事を読むと、霞が関の官僚が、日本全体の価値観や法体系を盾に、被災地からの声を遮る。この場合、責任者が不明になる。地方は国が言うことを聞いてくれなかったと言い訳を言い、国の役人は住民から直接責任を問われないので自分の価値観、日本の法体系でもって判断する。国の主張、地方の主張がぶつかり合った時に、どちらに決定権と責任を委ねるのかを決めるのが、トップ・権力者の最大の仕事。授権だ。復興策を練ることはもう良い。必要なことは行政組織を機能させること。被災地の知事を復興担当大臣に兼務させ、県庁職員や霞が関職員は知事兼大臣をサポート。
地方の役所と国の役所の見解がぶつかったときには、被災地の観点より被災地知事が大臣として判断・決定。その代り被災地に責任を負ってもらう。金は国が確保。復興策はもう良い。復興のためには国家運営としての人事が必要。これをやるのが政治の最大の仕事。被災地知事を復興担当大臣に就かせるべきだ。被災地知事が復興担当大臣に就けば、県庁職員、霞が関職員をシャッフルしてベストの復興担当行政組織体制を作ることができる。行政組織体制が重要。組織内においてもそれぞれ決定権者を置く。地方の言い分と国の言い分がぶつかったときには、まずは組織内で決定できるようにする。
何でもかんでもトップに上がってきたら仕事にならない。一つの組織内なら、いろんな意見がぶつかっても、決定権者が決定できる。ここが重要。復興に際しても、地方と国の役所組織を融合すべき。そのためには、復興担当大臣に被災地知事が就き、県庁職員、霞が関職員を統括する立場に就くべきだ。
大阪都構想も同じ。市役所と府庁が連携すれば良いと言うのは、行政組織をマネジメントしたことのない議員が言う意見。行政が機能するためには、組織内の各階層で決定権者が明確化していなければならない。市役所、府庁で同格ポストが並立すれば決定できない。府市の組織を一本化するのが大阪都構想。
いえ、やっぱり被災地知事が大臣です。
RT @higenodennka55: @t_ishin 各県知事が副大臣となるのは?復興担当大臣をサポート各副大臣の下に中央から官僚を送り実働部隊として動かす。
Twitter:橋下徹 (t_ishin) より引用(原文ママ)
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