商業施設「ウエルタ新宮」に入居するすべてのテナントが年内をもって撤退することがわかった。
ウエルタ新宮は1992年4月に開業。かつてはトイザらスやドン・キホーテ、マクドナルドなどが入居。新宮・古賀エリアの郊外型施設の草分け的存在で高い集客数を誇った。しかし近年、同エリアの開発にともない小売店や飲食店の競合が激化。テナントの撤退が進み、現在はニトリ、ジョイフル、オートバックスが営業を継続している。
管理する京阪神ビルディングは、「全社的な郊外型施設の見直しの一環。今後の施設活用法は未定」と説明。来年以降、3号線に隣接する好立地の活かし方が不透明となっている。
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