福岡県糸島市長の松本嶺男氏(68)が同市内の男性から女性トラブル問題で損害賠償請求訴訟を起こされている。10月5日、福岡地裁で第1回口頭弁論が開かれた。松本市長側は答弁書で、原告が主張する女性問題について「妄想であり、事実無根」として、原告の請求を棄却するよう求めた。
市長の代理人は、佐藤至弁護士(福岡市中央区大名2-4-22、佐藤・林法律事務所)。弁論には、原告本人、被告代理人の佐藤弁護士が出頭した。現職市長が訴えられた民事訴訟とあって、糸島市民ら約20人が傍聴した。次回は弁論準備(争点や証拠の整理を行なうため当事者の意見を聴く手続き。原則非公開)で、11月23日。それまでに原告側が証拠を提出する予定。
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