(株)橘百貨店
業態を超えた生き残りへ正念場
(株)パルウェーブ
新組織が失敗し事業縮小
■地場大手ゼネコン（大分）／(株)さとうベネック
【続報】再生手続廃止決定、破産手続へ 負債総額 約44億円
代 表 ： 大川 義廣
所在地 ： 大分市金池町3-3-11
設 立 ： 2007年１月
資本金 ： １億円
売上高 ： （11/6）103億4,959万円
10月９日、同社は東京地裁から再生手続廃止決定を受けた。今後、破産手続に移行する見通し。担当は永沢徹弁護士（永沢総合法律事務所、東京都中央区日本橋3-3-4、電話：03-3273-1800）。負債総額は、民事再生法適用申請時で約44億円。
■管工事ほか（北九州）／(株)飯野工務店
採算割れ 民事再生法適用申請 負債総額 ４億4,995万円
代 表 ： 飯野 裕子
所在地 ： 北九州市八幡西区三ケ森3-4-8
設 立 ： 1974年10月
資本金 ： 5,000万円
売上高 ： （11/9）４億6,309万円
10月４日、同社は福岡地裁小倉支部へ民事再生法の適用を申請し、９日に保全命令を受けた。申請代理人は川上修弁護士（西日本法律事務所、北九州市小倉北区金田1-8-5、電話：093-888-7100）。監督委員は時枝和正弁護士（時枝法律事務所、北九州市小倉北区米町1-4-21、電話：093-512-5233）。負債総額は４億4,995万円。
■土木工事ほか（熊本）／(株)青木工務店
採算割れ 事業停止 負債総額 現在精査中
代 表 ： 青木 英二
所在地 ： 熊本県山鹿市菊鹿町下内田1672
設 立 ： 1975年８月
資本金 ： 8,410万円
売上高 ： （11/6）11億5,305万円
10月１日、同社は決済不調に陥り、同日事業を停止した。負債総額は現在精査中。
■貨物運送（佐賀）／九州合同貨物(有)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約１億9,000万円
代 表 ： 山浦 鋭治
所在地 ： 佐賀県鳥栖市藤木町若桜1-40
設 立 ： 1983年１月
資本金 ： 1,400万円
売上高 ： （12/4）約２億6,000万円
10月２日、同社は事業停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は武藤知之弁護士（武藤法律事務所、福岡県久留米市中央町33-6、電話：0942-39-5203）。負債総額は約１億9,000万円が見込まれる。
■貨物運送（長崎）／浦上運送(有)
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約１億8,000万円
代 表 ： 山崎 哲朗
所在地 ： 長崎市小江原3-2-18
設 立 ： 1953年４月
資本金 ： 300万円
売上高 ： （12/3）１億4,007万円
10月２日、同社は事業停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は水上正博弁護士（水上法律事務所、長崎市万才町10-3-301、電話：095-826-5776）ほか１名。負債総額は約１億8,000万円。
■特集・自治体経営のあり方 武雄市
全国の自治体のロールモデル 地域経営のあり方を訊く
武雄市長 樋渡 啓祐 氏
人口約５万人の地方自治体が、日本全国にその名を知られることになったのは、36歳の全国最年少市長（当時）が誕生した2006年４月が始まりであった。合併後の新しい武雄市の市長となったのは、元総務省の樋渡啓祐氏。キャリア官僚の経験を逆手に活かす、「霞が関とは真逆の発想をすればよい」とする樋渡氏は、既存の枠にとらわれない自由な発想を武雄市政に持ち込む。そして、温泉や陶磁器で九州北部において知る人ぞ知る存在であった武雄市は、今や全国区レベル。その話題の中心に市政があると言っても過言ではない。今回は樋渡市長に、行政による地域経営のあり方についてインタビューした。
○辺境と挫折がなければ革命は起きない
○副市長以下の仕事をやるから失敗する
○小さいからこそ意思決定が早い
■特集・自治体経営のあり方 福岡市
４年間で851億円の財源不足 現状維持できない福岡市財政
来年度から10年間の市政方針となる「第９次福岡市基本計画」の策定に向けて、福岡市は今年５月、北川正恭福岡市顧問を座長とし、大学教授や弁護士、公認会計士ら11名の委員による「自立分権型行財政改革に関する有識者会議」を設置した。４年間で851億円の財源不足の解消を命題とするこの有識者会議での議論から見えてきた、福岡市が抱える未来への課題をお伝えする。
○"成長都市"を標榜するも厳しい状況の福岡市財政
○ツケ廻された公債費が歳出の大きな負担
○歳出構造や投資予定額のゼロベースでの見直しを
■企業クローズアップ
リノベーションの大革命 浴室と家具をフル活用した住空間の創造
リヴァル(株)
画期的な住空間づくりへのチャレンジ─長年培った経験を活かし、"リノベーションの大革命"とでも言うべき浴室付収納家具『SboX（エスボックス）』を誕生させたリヴァル(株)。同社が生み出した『SboX』は、光と風が部屋の隅々にまで行き渡り、日常生活がより楽しめる回遊空間が醸成されるという、住宅業界に新たな風を吹き込ませるもの。この『SboX』が生み出すリノベーションにアプローチする。
○家具が間取りをつくる
○広々とした居住空間の創造
○大川産家具再興の一助に
■情報ファイル
ソフトバンク、イー・アクセスを買収 大本命の楽天から奪取した決め手とは？
ソフトバンクは10月１日、国内携帯電話４位のイー・アクセスを1,800億円で買収すると発表した。2013年２月28日付で、株式交換によって完全子会社にする。イー・アクセスの買収をめぐっては、水面下でソフトバンクと楽天の暗闘が繰り広げられた。土壇場で、ソフトバンクが大逆転で勝利した。
○ＫＤＤＩを抜いて業界２位へ
○通信業界の風雲児
○ゴールドマンのイグジット戦略
■群雄割拠の健食薬系事情
推進・実現のための問題提起 セルフメディケーションフォーラム開催
日本チェーンドラッグストア協会主催の「セルフメディケーションフォーラム」（実現に向けたキックオフミーティング）がこのほど、都内の東京国際フォーラムで行なわれた。フォーラムには、製販配関係者約300名が参加。第一部は、日本チェーンドラッグストア協会の２人の職員が、(1)「セルフメディケーション実現のための問題提起」、(2)「いま、求められているセルフメディケーションの推進とは何か」をテーマに解説。本稿では、その要旨を紹介する。
○今後の定義は領域を拡大する必要あり
○推進することで国民医療費を大幅抑制
○生活習慣病の予防・改善には「健食の制度化」も視野に
○セルフメディケーション推進の誤解
○各プレイヤーのそれぞれの課題にも言及
○生活者に浸透させるため「健康（セルメ）川柳」を募集
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