九州キロニー(株)
赤字基調続く
(株)地球の海
浮揚のきっかけをつかめるか
■スポーツ用品店経営(福岡)/(株)三鷹ほか1社
【続報】破産手続開始申請 負債総額 約10億9,800万円
代 表 : 高倉 武美
所在地 : 福岡市中央区天神2-9-203
設 立 : 1946年10月
資本金 : 2,400万円
売上高 : (12/1)約2億4,000万円
弊誌8月27日号「モルグ」にて既報の同社および関連会社の(株)ミタカスポーツ施設(同所、同代表)は、10月12日に福岡地裁へ破産手続開始を申請した。申請代理人は八谷戦太弁護士(國武綜合法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話:092-712-6666)ほか2名。負債総額は同社が約10億600万円、ミタカスポーツ施設が約9,200万円、2社合計で約10億9,800万円が見込まれる。
■ホテル経営(鹿児島)/古里観光(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約7億5,800万円
代 表 : 上村 美智雄
所在地 : 鹿児島市古里町1076-1
設 立 : 1963年4月
資本金 : 7,500万円
売上高 : (11/12)約2億1,000万円
弊誌10月11日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は、10月2日に鹿児島地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は久留達夫弁護士(城山総合法律事務所、鹿児島市山下町12-4、電話:099-224-3390)。破産管財人は鳥丸真人弁護士(鳥丸法律事務所、鹿児島市易居町10-4、電話:099-225-0606)。負債総額は約7億5,800万円。
■土木工事(沖縄)/(株)平技建
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 平良 みよ
所在地 : 沖縄県豊見城市豊見城599
設 立 : 1976年3月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/6)2億9,682万円
10月2日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は島田考人弁護士(阿波連法律事務所、沖縄県那覇市泉崎2-22-1、電話:098-835-3880)。負債総額は現在精査中。
■建具工事(鹿児島)/(有)川路アルミ建材
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億円
代 表 : 川路 利秋
所在地 : 鹿児島市永吉1-9-19
設 立 : 1984年4月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/3)4,861万円
9月27日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は下村哲也弁護士(下村法律事務所、鹿児島市照国町13-19、電話:099-226-0120)。負債総額は流動的であるが約1億円が見込まれる。
■自動車板金塗装(熊本)/(有)田口板金塗装工場
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約7,000万円
代 表 : 田口 豊秋
所在地 : 熊本市南区南高江1-3-43
設 立 : 1972年11月
資本金 : 300万円
9月24日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は都留清弁護士(都留山村法律事務所、熊本市中央区紺屋今町2-1、電話:096-312-8511)ほか1名。負債総額は約7,000万円が見込まれる。
■特集・変遷する時代の淘汰のなかで
激変木材業界の象徴【日進逝く】 第3ロケット点火せず、淘汰の運命
コダマの核心レポート
○ファッション業界よりも移り変わりが激しい木材業界
○直需市業界の牽引車
○大口焦付きのピンチに輸入建材事業でV回復
○3段ロケットの点火には失敗して破綻
■特集・変遷する時代の淘汰のなかで
かつての福岡木材業界の雄 淘汰の波に飲み込まれる
(株)日進
過去、業界のリーディングカンパニーとして一時代を築いた(株)日進。第2繁栄期を支えたフローリング事業からの転換が遅れただけでなく、デリバティブ取引による為替差損で大幅な欠損を計上したこともあり、今年10月1日に事業を停止。破産手続申請の準備に入り、同14日に開始決定を受けた。また、従業員管理にも問題を抱えていたようだ。取引業者から信頼の厚かった同社に何があったのか。創業期から倒産に至る経緯を追ってみた。
○第2繁栄期支えた事業で大幅為替差損を計上
○倒産当日の混乱した日進本社
○取引業者間でさまざまな憶測が飛び交う
○取引先の信頼を得るも潮流を読めずに淘汰
■特集・変遷する時代の淘汰のなかで
鹿児島の老舗スーパー 新興勢力に苦戦し約50年の歴史に幕
(株)まるいストア
創業約50年の歴史を持つ鹿児島のスーパーマーケット運営の(株)まるいストアが、9月30日に事業停止し、破産手続申請準備に入った。鹿児島県内ではここ2カ月で3社が倒産しており、中小零細スーパーが苦境に立たされている。
○28日の決済不調が発端
○鹿児島に進出する新興勢力
○減ったパイのなかでの奪い合い
■特集・変遷する時代の淘汰のなかで
積極営業で業界席巻 受注過多の様相も
(株)樋口工業
リーマン・ショック後に訪れた建築業界の低迷と競争激化の波に晒され、企業淘汰が進んだ躯体系専門工事業界。しかし、逆境の業界環境下にあって、積極的な営業姿勢により市場を席巻した企業も見受けられる。今回の企業研究では、躯体系労務織のうち鉄筋工事業に属する(株)樋口工業を取り上げてみたい。
○鉄筋業界の台風の目
○財務基盤は相応に厚い
○猛威を振るった圧倒的な価格差
○受注過多か 根本的欠陥か
■特集・変遷する時代の淘汰のなかで
職人不足を悲観することなかれ 専門工事業主導で変わり始めた建設業界
高度経済成長期に建設された公営住宅や民間ビルは老朽化や耐震工事の必要性から、建替工事が本格化している。ところが現場で働く職人が足りずに工事が遅れる現場が出始めた。とくに大工や鉄筋など躯体工事に従事する職人が不足し、労務単価が上昇する兆しが見え始めた。
○職人不足で工事がストップ
○始まった職人の逆襲
■情報ファイル
「最初に井戸を掘った」パナソニックはなぜ襲撃されたのか?
暴風雨が吹き荒れた1週間だった。中国で広がった反日デモは、日系企業が次々と襲われ、破壊、略奪、放火が横行した。長年にわたって中国の経済発展に貢献した企業ですら、被害を免れなかった。パナソニックは、中国にある100拠点のうち、山東省青島の4工場が暴徒の襲撃を受けて、操業停止に追い込まれた。
○胡錦濤国家主席に恥をかかせる
○鄧小平の「改革開放」を後押しした日本企業
○松下幸之助と鄧小平の"君子の約束"
○新幹線技術を盗用する中国
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