NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている、佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏のブログを紹介する。
今回は25日に、石原慎太郎東京都知事が都庁で緊急記者会見を行ない、同日付で都知事を辞職して国政選挙に出馬すると表明したことを受け、一首長としての意見を述べている。樋渡氏の10月25日午後11時38分のブログは以下の通り。
石原新党は盛り上がらない
今日の石原都知事の電撃会見。辞任。そして、新党の結成、衆議院選挙に出馬。
何じゃそりゃ。まず、都知事の任期を2年半残しての辞任は、都民そして都政をバカにしている。僕は80歳がどうかとは思わないけど、10年は腰を据えてやる必要があると思うけど、大丈夫なんだろうか?
もっと問題は、この御仁、もともと衆議院議員で大した実績を上げていないのに、復帰して何がやれるんだろうか?首長と議員は違う。首長は独裁者タイプの方が上手く行く。
議員は自分の主義主張を通すのに、多数決に結びつく「数」がものを言う。そういう意味では、小沢さんの「数は力」という論理は絶対的に正しい。
では、橋下さんと組めるかというとそんなことはできない。憲法破棄、原発容認では、日本維新の会が乗れるはずがない。橋下市長が、「理念のない連携は国民からそっぽを向かれる」という趣旨の話をしていたが、これもまた正しい。
また、これからの自身の国政に関しては、都政の延長で行く、と言っているが、都政と国政は違います。この他、会見では、筋の通らないことを多々コメントされていたが、明朝の新聞記事に注目しようっと。
僕は、石原新党は盛り上がらないと思う。
樋渡氏のブログはコチラ。
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