(株)松尾菓子舗
老舗菓子店の終焉か？再生か？
(株)清和技工
連続欠損で財務後退
■太陽電池関連部品輸出販売（福岡）／(株)創大
【続報】債権者判明 負債総額 約20億1,400万円
代 表 ： 王 漢德
所在地 ： 福岡市博多区博多駅東2-4-17
設 立 ： 2003年10月
資本金 ： 10億4,100万円
売上高 ： （11/8）49億460万円
弊誌10月８日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は10月24日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けていた。破産管財人は福島康夫弁護士（福島法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話：092-781-5666）。負債総額は約20億1,400万円。
■土木工事（福岡）／(有)藤野組
【続報】債権者判明 負債総額 １億571万円
代 表 ： 藤野 仁
所在地 ： 福岡県鞍手郡鞍手町大字室木714
設 立 ： 1974年６月
資本金 ： 600万円
売上高 ： （11/5）１億6,327万円
弊誌７月９日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は10月17日に福岡地裁直方支部より破産手続開始決定を受けていた。破産管財人は中野敬一弁護士（大手町法律事務所、北九州市小倉北区大手町11-3、電話：093-571-0220）。負債総額は１億571万円。
■和牛繁殖飼育（熊本）／(有)安愚楽西日本
破産手続開始決定 負債総額 約11億5,000万円
代 表 ： 山野 環
所在地 ： 熊本県人吉市矢岳町大平3183
設 立 ： 2002年９月
資本金 ： 300万円
８月28日に破産手続を申請した同社は、10月３日に破産手続開始決定を受けた。破産管財人は柴田祐之弁護士（LM法律事務所、東京都千代田区永田町2-11-1、電話：03-6206-1310）。負債総額は約11億5,000万円が見込まれる。
■土木工事（熊本）／(有)緒方工事店
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 5,151万円
代 表 ： 緒方 孝一
所在地 ： 熊本県東区戸島西1-31-6
設 立 ： 1978年６月
資本金 ： 600万円
売上高 ： （11/9）5,974万円
10月10日に熊本地裁へ破産手続の開始を申請した同社は、同12日に開始決定を受けた。申請代理人は三藤省三弁護士（三藤法律事務所、熊本市中央区花畑1-7、電話：096-355-0310）。破産管財人は吉井秀広弁護士（ひまわり総合法律事務所、熊本県合志市幾久富1758-267、電話：096-248-7474）。負債総額は5,151万円。
■特集・流通業界 変わる勢力図
業績下げ止まり 芋ブーム終焉で新時代突入へ
三和酒類(株)（いいちこ）
2003年、日本酒の消費量を焼酎が抜いた。なかでも麦焼酎は、牽引役として大きく貢献してきたが、直近のブームでは、原料別出荷量で芋焼酎に首位を譲った。リーディングカンパニーである三和酒類㈱は、05年以降減収となっていた。こうしたなかで、12年7月期には増収に転じ、下げ止まったことが浮き彫りとなった。芋焼酎業界はブームが一巡し、その後の道筋が見えない。技術革新や再編、マーケティングを駆使しながら3次にわたるブームで需要をのばしてきた本格焼酎業界は、新たな局面に入った。
○大消費地に強い「いいちこ」
○第３次焼酎ブーム渦中に減収に転じる
○砂糖使用の風評 真相と影響は
○新たな需要喚起策打ち出すも変わらぬ社風
○減収に歯止め いまだ根強い人気
○減収容認策で減収くい止める
■特集・流通業界 変わる勢力図
常に求められる新しさ デフレ知らずのブライダル業界
「ゼクシィ結婚トレンド調査2012」によると、全国での挙式、披露宴・披露パーティにかける平均総額は343.8万円、九州地域では、357.5万円であった。九州地域に関しては、2011年の平均より3.8万円増加。過去6年間を見ると、06年の327.9万円から約30万円増加していた。消費不況やデフレで消費者の財布の紐は硬い昨今だが、ことブライダル業界は年々増加し、デフレの影響は受けていないようだ。なぜ、デフレ知らずなのか、利用者の声から検証する。
○一生に一度ならばこだわりの結婚式を
○挙式費用はなぜ上がったのか
○プランナーとの関係は支払金額を左右する
○自分の財布は予想以上に痛まない
○求められる人とは違った新しさ
○風変わりなチャペルも登場 変化する挙式スタイル
■特集・流通業界 変わる勢力図
流通外資、出店攻勢を強化 西友は来年30店
流通外資が出店攻勢を強化している。ウォルマート・ストアーズ傘下の西友が約３年ぶりに出店を再開したのをはじめ、米コストコが来年は北九州市などで４店を開設。イケアは新宮店に続き、東京都立川市、仙台などに出店、早期に10～12店体制にする。背景には、デフレの長期化で低価格を得意とする外資に有利な環境になる、との判断がある。一方で今年８月、英国テスコが事実上撤退するなど、資本力だけでは成功がおぼつかなくなっている。日本市場特有のきめ細かいニーズに対応できるかどうかが課題だ。
＜イケア＞
○独自の店づくりで人気
＜コストコ＞
○新サービス持ち込む
○年４～５店出店へ
＜西友＞
○収益回復軌道に
○ＥＤＬＰを加速
＜テスコ＞
○10年弱で撤退
■特集・流通業界 変わる勢力図
筑紫野ベレッサに「ルミエール」出店 筑紫野地区も流通戦国時代に突入へ
福岡県筑紫野市美しが丘南の商業施設「筑紫野ベレッサ」に、12月上旬、三角商事(株)のルミエールが出店する。同施設のある筑紫野市のJR原田駅周辺は、福岡市と久留米市の30分圏内にあるベッドタウンとしても有名な街で、隣接する福岡県小郡市、佐賀県基山町も含めて近年、戸建て住宅、分譲マンションの建設が盛んに行なわれている。10月12日に同施設に入居していたサンリブ筑紫野店が撤退後、さまざまなスーパーの名前が候補として挙がったが、最終的にルミエールが出店することで、周辺の小売業に与える影響は計り知れない。
○警戒する周辺スーパー
○目の付けどころは良かったが...
○ルミエールの開業で低価格戦争に拍車がかかる
○ルミエール出店での懸念材料
※記事へのご意見はこちら
