<「韓国人が嫌いな国No.1は日本」は大ウソ!?>
世論調査によると、韓国人が嫌いな国No.1は日本という結果が出たと、先月26日に報じられた。2002年にも同様の調査をしたときも、日本が1位だったという。しかも、2位の中国に圧倒的大差をつけての1位で、国民の44.1%が日本と答えているという。
松清氏はこのデータについて、この調査をした「韓国ギャラップ」という調査会社に注目している。
ギャラップ社の主要な株主は政府系組織が全体の約15%。ほかにもKTテレコム、STテレコム、現代自動車などの大手企業が5%程度ずつ株を保有している。しかもギャラップ社の幹部には、イ・ミョンバク政権の放送通信委員会委員長経験者がいるなど、政府機関とつながっている。
このように、情報使いのベテランがいる調査会社が出したデータなどは「まゆつばモノ」として見ていく必要があると、松清氏は話す。
つまり、韓国は政府が得するように情報を操作する傾向があるため、この国でビジネスをするには、常にリアルな情報を獲得することが重要だという。
韓国にあるほとんどの情報は、政府などからバイアスがかけられていて、さらに、その情報を日本のメディアが都合の良さそうなものだけ取捨選択し、もう一度バイアスをかけて報道しているのが現状。松清氏は「そういう国だからこそ、プライマリーデータ、リアルな情報が取れるという状況がとても大切なのです」と話す。
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