沖縄の小売を語る上で「国際通り」を外すことは出来ないスポットだろう。県庁近くの那覇市中心部にあるこの通りは全長1.6キロの通り沿いに土産物店、飲食店などが立ち並ぶ。
11月は修学旅行生が多いのか、学生服姿を散見する。ちんすこう、泡盛、シーサーの置物、かりゆしグッズなどのほか、ソーキそば、沖縄そばなどの食を楽しめる。しかし、ここは観光客がターゲットであるため、スーパーなどに比べて若干割高な印象を受けた。
業界関係者によると最近、お客さんに変化が見られるという。「最近では国際通りのお土産店ではなくて、お土産店よりも安いスーパーで買う観光客も多いようだ」。沖縄では那覇市周辺のスーパーでも沖縄土産が普通に売られている。景気が悪い中での観光であっても抑える所は抑えたいもの。沖縄観光でも土産物の買い分けが行われているのだろう。
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