(医)メディカル・ライフクォリティ
2つの裁判案件の行く末は?
(株)クッキー
減収に歯止めがかかるか?
■輸入資材販売(福岡)/(株)グローバル・トレック
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 6,147万円
代 表 : 河島 秀幸
所在地 : 福岡市中央区渡辺通5-23-3
設 立 : 1992年12月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/9)約5,000万円
10月18日に同社は福岡地裁へ破産手続を申請し、11月6日に開始決定を受けた。申請代理人は朝雲秀弁護士(朝雲法律事務所、福岡市中央区天神1-3-38、電話:092-791-7097)。破産管財人は大神朋子弁護士(國武綜合法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話:092-712-6666)。負債総額は6,147万円が見込まれる。
■ゴルフ場経営(長崎)/(株)大村湾カントリー倶楽部
販売不振 民事再生法適用申請 負債総額 約78億円
代 表 : 辻田 昌徳
所在地 : 長崎県大村市東野岳町1334
設 立 : 1970年6月
資本金 : 5,000万円
売上高 : (12/5)5億6,404万円
11月20日、同社は福岡地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日付で保全命令を受けた。申請代理人は阿部利雄弁護士(阿部法律事務所、長崎市興善町4-14、電話:095-825-0526)ほか3名。監督委員は林優弁護士(佐藤・林法律事務所、福岡市中央区大名2-4-22、電話:092-712-6543)。負債総額は約78億円が見込まれる。
■貨物自動車運送(長崎)/(有)中村運送
内容 負債総額 円
代 表 : 中村 新
所在地 : 長崎市今博多町17
設 立 : 1952年10月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/3)5,669万円
10月30日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は、小林正博弁護士(崎陽合同法律事務所、長崎市賑町5-21、電話:095-827-3535)。負債総額は現在精査中。
■元・JASDAQ上場(大阪)/クレスト・インベストメンツ(株)
【続報】民事再生手続廃止決定、破産手続へ 負債総額 約31億9,000万円
代 表 : 鈴木 伸治
所在地 : 大阪市北区神山町1-3
設 立 : 2000年3月
資本金 : 64億855万7,049円
売上高 : (11/7連結)約147億7,000万円
弊誌8月9日号「モルグ」などで既報の同社は、11月7日に東京地裁より民事再生手続廃止決定を受けた。保全管理人は大貫裕仁弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話:03-5562-8500)。負債総額は約31億9,000万円。
■ヘルスケア特集 生き残りをかける薬業界
医療費増大で急成長 調剤薬局市場の光と闇
景気低迷のなか、少子高齢化にともなう国民医療費の増加により、ここ20年で急激に市場拡大を続けているのが調剤薬局市場。その一方で、大手調剤の中小囲い込みによる競争激化が進み、行政による医療費適正化を目的とした調剤ポイント抑制、また、薬業界の離合集散などで、将来的に中小調剤薬局は厳しい状況に陥ることが予測される。
○全国で5万店舗 コンビニより多い調剤薬局
○薬価引き下げで中小は経営逼迫 大手の集約化進む
○競争激化と独立路線
■ヘルスケア特集 生き残りをかける薬業界
「登録販売者」資格の不正取得200人 西友に何が起きていたのか
OTC医薬品(第2類・3類)を販売するのに必要な「登録販売者」資格の不正取得が、相次いでいる。スーパーの西友は11月6日、資格取得者の実務経験が足りず、不正取得が200人に上ったと発表し、15日にはドラッグストア「フィットケアデポ」を展開するカメガヤが少なくとも190人の不正取得があったことを発表した。本誌では、改正薬事法の施行後、なぜこのような問題が起きるようになったか、検証した。
○登録販売者制度の不正が相次ぐ
○厚労省は不正への対応を検討中
○なぜ大手で不正が起きる?
○改正薬事法の施行時に登録販売者の確保で混乱
○登録販売者による違反も
○匿名の情報提供で不正発覚
○業界もチェック体制の甘さを認める
○医薬品のネット販売訴訟にも影響?
■ヘルスケア特集 生き残りをかける薬業界
PB化粧品最新動向 化粧品市場を牽引するチェーンDgS
群雄割拠の健食薬系事情
現在、化粧品の販売主力チャネルは、DgSで25%を超えてトップシェアに。しかし、DgSの化粧品販売も2008年以降の世界的景気後退に加え、我が国では2014年4月に消費税率を8%、15年10月、10%に2段階で引き上げる消費税増税が決まったことから、生活防衛による買い控えや節約志向で、低価格商品へのシフトが始まっている。
○高機能化粧品で顧客を囲い込む
○PB商品の推奨販売が加速する
○化粧品事業は差別化戦略の1つ
■ヘルスケア特集 業界フラッシュ
業界初の研究会「第1回日本アントシアニン研究会」に150人
○素材ごとの比較・差別化が足かせに
■ヘルスケア特集 業界フラッシュ
PSの最新知見を発表 「第11回ホスファチジルセリン研究会」開催
■流通大競争時代
大分県スーパー4社、格差が鮮明 マルショクの後退続く
大分県の大手スーパー4社の企業間格差が鮮明になっている。後退の続く首位マルショクをホームインプルーブメント(HI)ひろせとマルミヤストアが追撃、差を縮小しつつある。低空飛行の続いていたトキハインダストリーは、経営改善の成果で収益力が向上してきた。県外勢の攻勢もあって、地場スーパーの経営環境は厳しい。下位スーパーを巻き込んでの流通再編が今後、ないとは言えない。
○4社中3社が減収
○県外勢が攻勢
○4社シェアに地殻変動
○進まない不採算店処理
○HIひろせが急伸
○マルミヤ、郡部に安定基盤
○トキハ、収益は上向く
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