JAFは10月1日から10日までの間、警察庁と合同で自家用自動車などの利用者を対象に「シートベルト着用状況全国調査」を実施した。同調査は今回で11回目。
福岡県内では一般道19カ所(九州管内112カ所、全国778カ所)、高速道路2カ所(九州管内18カ所、全国104カ所)で調査を実施。その結果、運転者の着用率は一般道路 97.7%(前年 97.5%)、高速道路 99.3%(前年 99.6%)となった一方、後部座席同乗者の着用率は一般道路 37.1%(前年 38.3%)、高速道路 79.1%(前年 81.1%)となった。
運転席の着用率は一般、高速道ともにほぼ横ばいだったのもの、後部座席の着用率については一般道、高速道ともに昨年より悪化。運転者との比較では依然として着用率は低い結果となった。
また、九州管内の運転者の着用率は一般道路 98.3%(前年比0.4ポイント増、全国97.7%)、高速道路 99.6%(同比0.5ポイント増、全国99.3%)に対し、後部座席同乗者の着用率は、一般道路29.5%(同比2.2ポイント増、全国 33.2%)、高速道路 62.7%(同比1.5ポイント減、全国 63.5%)と、依然として低い水準にとどまっており、全国水準も下回った。
JAFでは、自分自身や同乗者のケガ防止のため、後部座席でもシートベルトを着用するよう呼びかけている。
今回の調査の詳しいデータ、ダミー人形を使った後部座席シートベルト衝突実験の映像などはコチラへ。
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⇒JAF 地域情報(福岡)
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