国内最大手流通企業であるイオンは、11月１日よりマレーシア・クアラルンプールにおいて、アセアン地域のグループ各事業を統轄・支援するイオングループアセアン本社の営業を開始した。これにより、日本、中国、アセアンの３本社体制となる。

　イオンは、2011年を起点とする３カ年の中期経営計画（2011年度～2013年度）におけるグループ共通戦略の１つとして、中国やアセアン地域での飛躍的な成長を目指す「アジアシフト」を掲げている。
　「中国本社、アセアン本社の設立により、この戦略のもとに全体を俯瞰したグローバルな経営視点と地域に根ざした経営を両立させ、迅速な意思決定など『グローカル経営』を実践していきます」と発表している。

　イオングループは、2020年までに海外の営業利益を国内と同程度にすることを目標としており、海外、とくにアジア地域への進出に力を入れている。その一環として近年、著しい発展を見せるカンボジアの首都プノンペンにイオンモールをオープンさせる予定だ。明日12月５日（水）、今回、イオンカンボジアのリーシングデパートメントゼネラルマネージャーの蓑原氏を招き、福岡市博多区の福岡国際会議場にて、弊社主催「親日のカンボジア進出お手伝いセミナー」を開催する。
　詳細は下記の通り。アジアで新たなビジネスの可能性を秘めた市場に打って出たい方々は必見だ。

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