NET-IBでは、ツイッターを活用している橋下市長のツイートをまとめて紹介する。
橋下大阪市長の2日午後12時39分から7時30分までのツイートは以下の通り。
エネルギー戦略は、今、練られている最中。まだ結論は出ていません。ゆえに今の段階で方針を宣言することは無理なのです。これが責任ある政治・行政運営です。
今工程表を作っているところです。まだ示せません。
飯田さんの案は行政的な検討が全くされておりません。
仰る通り飯田さんの案は完全に論理矛盾。専門家会議でもまだまとまっていない案です。公示直前に発表し、公示後の論戦を避ける意図もあったのかもしれません。
RT @ikedanob: 電力会社に税金を投入してすべて国有化するというのは、電力自由化と真逆だ。何を考えてるのか。
これは論戦したいところですが公示後はできなくなります。飯田さんの案は行政の詰めがありません。
だから工程表作りが必要で、今の政党はどこも持ち合わせていません。全て政治家のアイデアレベル。
この点嘉田知事と論戦したかった。10年後完全廃炉と言うのは簡単だが、その具体的工程になると様々な問題が出てくる。工程表作りはそんなに簡単なものではない。
行政的な詰めの検討を踏んでいないプランです。
だから今は、どの政党も10年で完全廃炉とか言える状況ではないのです。政権政党以外の政党も官僚組織を使える仕組みを作ることからスタート。これが組織マネジメント論的公約。
橋下氏 未来の原発政策を批判 NHKニュース
日本維新の会の原発政策は何も変わっていない。現在具体的プランを作成しているところ。しかしこれは大変な作業。民主党も、国会議員と言う無責任な立場では2030年代0と言うが、責任を負う政府の立場では閣議決定できなかった。
今回の日本未来の党の原発10年廃炉プランは欠陥。しかし選挙期間に入ると全く論戦できない。結局10年後に0にすると言った者勝ちとなってしまった。まさに普天間の最低限県外移設と同じ状態。未来の党の飯田プランは、交付国債と電力市場の自由化を組み合わせている。これは理解しがたいプラン。未来の党のプランは、専門家に議論してもらうと、およそ行政として採用できない案であることがはっきりとする。それを嘉田知事は採用してしまった。未来の党は、交付国債は新規事業者の託送料で償還するとする。もはやこれは電力市場の自由化ではない。超管理型の電力システムになる。
未来の党の10年後原発0プランは託送料の決定に国が強く関与することになる。価格を政府が決めると、ろくなことにならない。価格を市場に任せることが電力自由化の肝中の肝。飯田プラン未来の党のプランは、10年後原発0を言ってたうちは良かったが具体的工程表となるととんでもないことが露呈した。
まず野党でも霞が関の組織を使えるようなルールを作る。そして1年で各党プランを作ることを決める。各党が具体的プランを作って議論。そして次の選挙でどれにするか決める。これが組織マネジメント。
原発政策の具体的工程表で、各党が議論してない論点。
1、核燃サイクルを止めたときのプルトニウムをどうするか?これはどの党も結論を出していない。
2、原発立地自治体のこれからの方向性。原発0を唱える政党は、原発立地自治体に全く配慮なし。これは行政ではない。方向性は示さなければならない。
本日(2日)敦賀で街頭演説をした。住民の皆さんに、新しいエネルギー供給体制を目指したいと訴えた。しかし直接住民の皆さんと話をすれば、敦賀市をどのようにするのかを必ず言わなければならない。今、言えるような具体的工程表を持ち合わせていない。だから今の段階で、いつ原発を0にするかを言い切れない。
2030年代に新しいエネルギー供給体制になるよう具体的工程表を作っている。核燃サイクルを止めたときのプルトニウムの問題、そして原発立地自治体の将来の方向性。ここを各党はしっかりと詰めるべきだ。今の段階は、各党、その具体的工程表を作成する段階。いつ0にするかはまだ言い切れないはず。
一番早く原発政策を変えることができるのは、朝日新聞や毎日新聞が、具体的工程表を作ること。日本維新の会なんて、府議会市議会のチームで、オリジナルメンバーも100名そこそこ。運営資金もなし。それに比べて朝日新聞や毎日新聞は優秀な人材がたくさんいるでしょ。政治は実行する部隊。具体的工程表は知恵のある組織が作るものだ。だから朝日新聞や、毎日新聞は、原発が0になる具体的工程表を作れ。それが行政的な題整をクリアしたものであれば俺が実行してやる。具体的工程表は政党だけでは作れない。それが政治の本質だ。
最終的には交付金は0にすべきですが、どのように0にするのか、その自治体は今後どうすべきか?日本未来の党のプランは、そこに全く触れていません。
Twitter:橋下徹 (t_ishin) より引用(原文ママ)
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