今年1月に福岡県中間市で起こった建設会社社長の殺人未遂事件で、福岡県警は6日、殺人未遂と銃刀法違反の容疑で、指定暴力団工藤会系の組幹部と組員の2人を逮捕した。
同事件は今年1月、被害者男性が自身の営む会社事務所前で何者かに銃撃され、腹と腕に大怪我を負った事件。被害者男性は数カ月間の入院を余儀なくされ、会社経営からも退いていた。本件では当初から工藤会系組員の関与が指摘されていたが、折りしも、県警が同会に対して改正暴力団対策法に基づく「特定危険指定暴力団」への指定手続きを進めるなかでの逮捕劇となったことから、巷では2つの事象の関連性を指摘する声もあがっている。
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