NET-IBでは、ツイッターを活用している橋下市長のツイートをまとめて紹介する。
橋下大阪市長の5日午後5時12分から23時47分までのツイートは以下の通り。
12月4日毎日新聞朝刊3面「脱原発阻む壁 どう突破」毎日新聞もやっと、いつ原発を0にするかなんて、今の段階では意味がないことが分かってきたようだ。まさにこの記事にあるように、外交問題やプルトニウムの問題に一定の目途が立たなければ、いつ0にするかなんて言いきれない。今は脱原発依存体制の構築に向けて、まさにこの毎日の記事にあるように外交問題やプルトニウムの問題について検討する段階。この点について確たる方針を出している政党はまだない。にもかかわらうず、いつ0にするのかを宣言することだけを、毎日や朝日は大々的に取り上げた。
今は脱原発依存体制の構築に向けて、専門的な議論を詰める段階。それがきちんとできてから、国民の皆さんに方針を宣言すべき。そして毎日は、まだ分かっていない。外交問題やプルトニウムの問題、使用済み核燃料の最終処分地の問題の論戦が薄いと。そんなの政治家が議論することではない。政治家がそこまで議論しようとすれば、また一から勉強しなければならない。政治家は、専門家や官僚組織に議論させるのが仕事だ。そして議論の方向性をリードし、意見が対立して膠着した場合には、どちらを採るか選択する。専門家の案が複数案に割れた場合にも政治家が選択する。これが政治家の役割だ。
原子力外交の問題、プルトニウムの問題、使用済み核燃料の最終処分地の問題を、政治家ごときが一から議論できるわけがない。これを政治家が論戦しても、専門家からみたら、どうしようもない薄い議論になるだろう。このような領域は官僚組織や専門家に議論させる。そして最後、政治家が決定する。なんでもかんでも政治家が論戦できると言うのは大間違いだ。
朝日新聞もようやく分かってきたか。具体的工程表など、政治家が出せるわけがない。朝日も、毎日も、政治家と官僚組織・専門家の役割分担を勉強した方が良い。政治家が何でも知っている、議論できると言うのは幻想だ。政治家が方向性を示して、官僚組織や専門家に議論させる。議論が膠着したら、政治家の決定で、先に進める。そして複数案の中から、最後選択する。これが政治家の役割であり、政治行政マネジメントだ。専門的領域まで政治家が議論・検討するなら、それこそ官僚組織は不要になる。
4日毎日新聞3面のように、原子力外交やプルトニウムの問題について方針が確定していない段階で、いつ0にするかなんて宣言できるわけがない。各政党の原発0プログラムには、この原子力外交やプルトニウムの問題について方針が確定されていない。ゆえに各政党は、いつ0にするかは言い切れないはず。今は、脱原発依存体制の構築と言う方針を掲げ、官僚組織や専門家に徹底的に議論してもらい、具体的工程表を作ってもらう段階。具体的工程表が確定してから、国民の皆さんに宣言するのが、責任ある政治・行政。
コメンテーターなんて一番楽な仕事。一度0から政党を立ち上げてみたら分かりますよ。0から立候補者170人を立てることがどういうことか。そりゃ完璧になんかできるわけがない。実行するプロセスを知らないコメンテーターは口先商売。世に不満があるなら、批判するなら、自分でやってみたどうですか?
やったことがないのに、分かるわけないでしょ?本での知識ですか?まあ口で言うなら、実行してみたらどうですか?100%完璧に実行できる人間などいないですよ。少なくても竹田さんでは、僕よりうまく政党を立ち上げ、マネジメントすることはできません。竹田さんでは、政党を立ち上げることも絶対に不可能でしょう。
だから簡単にバカにしたようなコメントをしないことです。
なるほど。大きな方向性を示したり最後の判断・決断をするための大局的な知識ですね。また官僚のごまかしに感覚的に気付く知識。これくらいは政治家も勉強しなくてはなりませんね。
Twitter:橋下徹 (t_ishin) より引用(原文ママ)
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