我が国における「GMP認証」は、ダブルスタンダードという矛盾を抱えている。背景には、消費者庁や厚生労働省、さらには農林水産省、経済産業省など縦割り行政の弊害が省庁間の連携を阻んでおり、さらに健康食品・サプリメントをめぐる法的整備の遅れがある。また、業界団体はGMPの認証機関を認定する健康食品認証制度協議会で業界関係者が委員を務めるなど、その中立性の如何も問われている。
このような我が国の状態を知ってか知らずか、TPPやFDA調査団に代表される"黒船"が日本列島の岸壁に忍び寄っている。今回は、国内外の健康食品事情に詳しい(株)グローバルニュートリショングループの代表取締役 武田猛氏に話を聞いた。...(⇒つづきを読む)
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