わが国の健康食品GMP認証は2005年2月1日に、厚生労働省医薬食品局食品安全部長名で「健康食品のGMP及び原材料の安全確保のための自己点検ガイドライン」が示されたことが始まり。ところが、現在審査基準が異なる2つのGMP認証機関が生まれ、事業者はもとより消費者まで混乱させ兼ねない状況だ。NET-IB NEWS「健康情報」サイトでも既報のとおり、JHNFAは来年より、「新規のGMP認定企業を対象に中間監査における実地調査を義務付けるようにした。それでも、バリデーションの有無などJIHFS・GMPとの開きは未だに小さくない。厚生労働省医薬食品局 食品安全部基準審査課 新開発食品保健対策室 岡崎隆之 健康食品安全対策専門官に話を聞いた。(取材日:10月11日)
――GMP立ち上げの当初の趣旨はどのようなものでしたか? 目標はどこに定められていたのでしょうか?
岡崎 2005年2月1日に 基本的な考え方「ガイドライン」が示されています。
食品の安全性の確保は、食品衛生法(以下、法)で事業者の責任において必要な措置を講じることとされています...(⇒つづきを読む)
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