きょう(16日)に執行された第46回衆議院議員総選挙において、福岡5区(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、朝倉市、筑紫郡(那珂川町)、朝倉郡(筑前町、東峰村))は、元職の原田義昭氏(68)の当選が確実となった。
原田氏は1944年10月福岡県生まれ。1990年に旧神奈川2区で初当選。福岡に選挙区を移して衆院選で合計5回当選したベテラン議員だが、前回(2009年)は民主党の追い風を受けて落選。それから約3年、弁護士の業務を行ないつつ着々と選挙への準備を行なってきた。今回、自民党への追い風の後押しもあり、再度代議士として返り咲いた。広い面積を持つ福岡5区では、昔から農林業が盛んに行なわれている地域。原田氏は主要政策に「聖域なきTPP」への断固反対を掲げ、「攻めの農林水産業の推進」を掲げている。柔道6段、囲碁3段、将棋5段など多彩な趣味と特技を持つ。
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