自民圧勝。東京の各注目選挙区でも、民主党に厳しい風が吹いた。
小選挙区の東京18区では、菅直人前首相が、自民党から出馬した元武蔵野市長の土屋正忠氏に敗れた。午前3時ごろ、比例代表での復活当選が決まった。
俳優の山本太郎氏が出馬し、注目された東京8区では、自民党の石原伸晃氏が圧勝。8期連続の当選。無所属で立った山本氏は強敵を相手に7万1,028票を獲得する健闘を見せたが、「脱原発」への思いは届かなかった。
維新、未来など経済通の候補が立った東京1区では、最後までもつれる激戦となった。菅直人政権で経産相を務めた民主党・海江田万里氏。選挙期間中から「厳しい。自民の風が吹いている」と、苦戦を予想していたが、自民党の新人・山田美樹氏とわずか1,134票差の接戦のすえ、敗れた。海江田氏は、比例で復活当選を果たした。
25区ある東京都の小選挙区では、自民が21議席、太田昭宏元代表の立った公明が1議席、民主は2議席、みんなが1議席と、自公の強さが際立った。
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