(株)NIKKEN
減収に歯止めかからず
(株)福岡マック
今後の動向は?
■鉄骨工事(北九州)/市川工業(株)
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約8億8,500万円
代 表 : 市川 義次
所在地 : 北九州市若松区南二島4-12-1
設 立 : 1953年3月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (12/2)約18億円
弊誌2003年9月11日号「SIC」などで既報の同社は、12月3日に福岡地裁小倉支部へ破産手続の開始を申請し、10日に開始決定を受けた。申請代理人は加藤哲夫弁護士(加藤法律会計事務所、北九州市小倉北区鍛冶町2-1-1、電話:093-533-5877)。破産管財人は角南雅德弁護士(角南雅徳法律事務所、北九州市小倉北区原町1-4-24、電話:093-562-3600)。負債総額は約8億8,500万円。
■建築工事(沖縄)/(株)大城商事
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約13億円
代 表 : 大城 肇
所在地 : 沖縄県糸満市字照屋1141
設 立 : 1973年7月
資本金 : 4,500万円
売上高 : (12/6)約7億2,400万円
11月20日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は赤嶺真也弁護士(阿波連法律事務所、沖縄県那覇市泉崎2-22-1、電話:098-835-3880)。負債総額は約13億円が見込まれる。
■不動産賃貸(長崎)/西津建設(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 6億903万円
代 表 : 入江 繁司
所在地 : 長崎市岩川町2-14
設 立 : 1960年2月
資本金 : 2,500万円
売上高 : (11/8)1億4,291万円
11月30日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は水上正博弁護士(水上法律事務所、長崎市万才町10-3-301、電話:095-826-5776)。負債総額は2011年8月期時点で6億903万円。
■貨物自動車運送(長崎)/信愛エキスプレス(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約7億7,400万円
代 表 : 山下 健二
所在地 : 長崎県大村市溝陸町408-24
設 立 : 1984年3月
資本金 : 1,900万円
売上高 : (12/2)17億9,630万円
弊誌10月8日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は12月6日に長崎地裁大村支部より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は木下健太郎弁護士(福田・木下法律事務所、長崎市興善町2-31、電話:095-816-3261)ほか。破産管財人は吉田良尚弁護士(長崎清和法律事務所、長崎市賑町5-21、電話:095-821-1070)。負債総額は約7億7,400万円。
■特集・時代を切り開く若手経営者
博多発・仮想化システムのパイオニア 試行錯誤でつかんだ飛躍への足がかり
(株)ピー・ビーシステムズ 代表取締役社長 冨田 和久 氏
クラウド化が進むITの世界。コスト面や危機管理面での優位性とネットワークインフラの整備によって近年主流となりつつある方式であるが、実は福岡・博多には、この分野を17年も前から手がけてきたパイオニア企業がある。30代前半で起業し、成功と挫折を味わいながら確固たる地位を築き上げた(株)ピー・ビーシステムズの代表取締役社長である冨田和久氏に話を聞いた。
○訴え続けた「仮想化」の必要性
○トラブルを契機に経営を考え直す
○貫く創業のポリシー 「死ぬまで付き合う」
○新たなる挑戦 超3D技術「4D王」
■特集・時代を切り開く若手経営者
柔軟な思考と多角的な視点がビジネスチャンスへの扉を開く
(株)ハマジ 福岡支店 副社長 濱地 泰行 氏
日本経済が大きな変化を見せ始めた2001年から時代の変化を的確に捉え、それに見合った商材をいち早く提供してきた(株)ハマジ(本社:熊本市)。副社長の濱地泰行氏は「マーケットでは多種多彩なニーズが求められるため、昔から受け継がれた良さも大切にしながら、新しいことにも積極的に挑戦していくことを大切にしている」と述べる。33歳という若さで大胆に業界を開拓していった同氏の経営手腕は、いかにして磨かれていったのか。
○厳しい修行時代に経営者としての頭角を現す
○塗料卸会社からメーカー総合商社へ
○視点を1つ変えることでビジネスチャンスを次々と発見
○福岡へ拠点を移し さらなる発展を目指す
■特集・時代を切り開く若手経営者
揺るぎない理念を持って地域とともに歩み続ける
(株)九州住建 代表取締役 笠 俊治 氏
福岡県糸島市にある㈱九州住建。同社は、太陽光発電の販売施工を中心にリフォーム事業を展開しており、地域に根ざして業績を拡大させてきた。お客さまに対して誠心誠意尽くしてきたことで築かれた信頼関係が、同社を支えているという。同社の代表取締役の笠俊治氏に、地域とともに生きる企業の揺るぎない理念を聞いた。
○『顧客第一主義』を掲げ地域に幸せの輪を生み出す
○社員との絆の力が前向きな企業体をつくる
○地域に根ざすための企業の在り方
■流通大競争時代
コスモス薬品、九州流通企業首位に 本誌が選んだ12年業界5大ニュース
九州流通業界の2012年は、デフレ不況が定着するなか、業態間・企業間競争が激化し、消費者の生活防衛志向をとらえた新興低価格業態の優位が鮮明になった1年だった。食品スーパーなど既存勢力では、コスト削減で利益確保を図る一方、新規業態開発やM&A(合併・買収)で成長を目指す動きも出てきた。データ・マックスが選んだ業界5大ニュースを中心に担当記者による座談会で今年を振り返り、13年を展望する。
○1位:コスモス薬品、九州流通企業の首位に
○2位:トライアルが社長交代
○3位:社長交代ラッシュ、7社で新トップ誕生/サンリブは院政か
○4位:ダイレックス、公取の立ち入り検査受ける
○5位:イズミ、新業態進出を本格化
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