西日本最大の日本語学校、西日本国際教育学院は来年1月から、タブレット式端末「iPad」を使った日本語の授業を導入する。既存の教科書だけでなく、学生たちに日本語を楽しく学び、学習意欲を高めてもらうのが狙いだ。
導入は1クラス分にあたる二十数台の予定で、1週間に1コマの授業で使う予定。ひらがなやカタカナ、小学1年生から6年生までに習う漢字の書き方、書き順、バランスなどを覚えるアプリや、絵が描かれた単語カード、デジタル日本語会話などのアプリを取り入れることで、視覚と聴覚に訴えながら楽しく日本語が学べるという。
西日本国際教育学院は、中国、ベトナム、ネパール、韓国、インドネシアからの留学生が約680人在籍していて学生数で西日本ナンバーワンを誇る。今回のiPadの導入で、日本語教育の新しいカリキュラムをつくることで、他の日本語学校との差別化を図っていくという。
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