福岡市の調査報道サイト「HUNTER」は9日、福岡県が九州電力との間で玄海原発(佐賀県玄海町)の安全協定を結ぶまでの協議記録である公文書が毀棄された疑いを報じた。
昨年4月に締結された同協定の協議過程について、HUNTERは情報公開請求するなどして検証、調査報道を続けてきた。そのなかで、「未完」の協議記録の存在が明らかになっていた。今回のHUNTERの記事は、福岡県が「未完」文書の存在を否定するに至った経過を詳しく報じ、「あったはずの公文書が抹殺された形で、公文書毀棄の疑いもある」と指摘している。刑法は公務所で使用中または使用目的で保管中の文書・電磁的記録を毀棄する罪(公用文書等毀棄罪)を定めており、該当すれば3カ月以上7年以下の懲役となる。
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