「あーっ、スッキリした朝だ!」と感じられる眠りをしている人は、いったいどれくらいいるだろうか。様々な研究により、おおむね5人に1人の割合で日本人は不眠症で悩んでいるといわれている。一言で不眠症といっても大きく分けて、(1)寝つきが悪くなかなか眠れない「入眠障害」、(2)朝起きるまでに何度も目が覚める「中途覚醒」、(3)朝早く目覚めてしまい再度眠ることができない「早朝覚醒」、(4)眠りが浅く塾眠感が得られない塾眠障害の4種類がある。
不眠症には身体疾患、周囲の騒音、温度などの生活環境、ストレスなどからくる精神疾患などさまざまな要因がある。これらは、しばしばテレビや雑誌などで紹介されるため今や多くの人に知られるものだが、意外と着目されないのが「自分に合わないまくらを使用している」ということ。「まくらが変わると眠れない」という人もいるが、それは当然で、個人によって骨格や筋肉量などで体に合うまくらは違うとされている。人気があるものや高級なものだからといって、それが自分に合うとは限らないのだ。
福岡市南区の井尻商店街に、「快眠で日本を元気にする」をスローガンとして「まくらと眠り」にとことんこだわる寝具専門店「まくらと眠りのお店 いろは」がある。「ぐっすり眠れないという人、肩こり、いびき、頭痛などで悩んでいる人はたくさんいると思います。さまざまな理由が考えられますが、私はその問題を解消するため"自分に合ったまくら"にこだわっています。人はそれぞれ体格が違いますし、年をとっていけば体型も変わってきます。また、仰向けの状態と寝返って横になったときの頚椎の高さも異なります。こうしたさまざまな問題を解消する1つの手段としてオーダーメイドまくらがあるのです」と、同店店長の岡田直之氏は語る。
個々人に合ったまくらをつくるため、同店では眠りの専門メーカー・西川リビング(株)が特許を取得した計測システム立位測定器「フルボディートレーサー」で身体のラインを仰向け(頭・頚椎・背中・腰・お尻の5点)、横向き(こめかみ・頚椎・肩幅の3点)で測定。身体ラインのデータに基づき理想的な寝姿勢を科学的に分析し、まくらづくりにとりかかる。プラスマイナス5ミリの高さ調整を行ない、できた自分のまくらは10年間高さ調整メンテナンス保証がついている。
「体が楽に眠れると朝の目覚めが変わります。すると自然と笑みがこぼれます。一番大切な人の笑顔っていつまでも見ていたいですよね」と語る岡田店長のもとには、まくらによって眠りを改善できた全国の人からの感謝の手紙が日々届いている。
<お問い合わせ先>
まくらと眠りのお店 いろは
所在地:福岡市南区井尻4-2-1
TEL:092-581-4380
URL:http://fukuoka.shoplog.jp/iroha/
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