熊本市内の業者を中心とする熊本中央生コンクリート協同組合は、事実上、活動が停滞していたが、昨年11月27日、新たに「熊本地区生コンクリート協同組合」が発足し、理事長に味岡グループ代表・味岡和國氏が就任した。同協組には、地区内にある全工場(17社22工場)が加入。味岡氏の求心力でまとまり、ようやく市況が安定する方向にある。
ダンピング合戦が激化し、6,000円台に落ち込んだ熊本市内の生コン価格について、同協組は、1m3あたり1万4,000円~1万5,000円を想定価格とし、販売価格を整備する方針だ。その上での課題は、ゼネコンや各自治体に対するマネジメント。味岡理事長の手腕に注目が集まる。
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