■「にくまき本舗」運営(宮崎)/(株)TORIAEZU
販売不振 破産手続開始申請 負債総額 約1億5,000万円
代 表 : 山口 信一
所在地 : 宮崎市恒久3-20-2
登記上 : 宮崎市源藤町源藤863-22
設 立 : 2008年1月
資本金 : 500万円
売上高 : (12/10)約2億5,000万円
1月7日までに事業を停止した同社は、同11日に宮崎地裁へ破産手続の開始を申請した。申請代理人は洲崎達也弁護士(江藤法律事務所、宮崎市老松1-5-1、電話:0985-20-9911)。負債総額は約1億5,000万円が見込まれる。
■家具製造(福岡)/(株)三和木品工業
【続報】債権者判明 負債総額 約1億2,800万円
代 表 : 下川 雄二
所在地 : 福岡県筑後市山ノ井416
設 立 : 1976年5月
資本金 : 3,000万円
売上高 : (12/4)約1億2,000万円
弊誌2012年9月6日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は同年12月25日に福岡地裁八女支部より破産手続開始決定を受けていた。破産管財人は谷口賢弁護士(谷口賢法律事務所、福岡県久留米市篠山町179-3、電話:0942-33-3952)。負債総額は約1億2,800万円。
■養殖(鹿児島)/高志丸水産(有)
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約2億2,000万円
代 表 : 田村 春美
所在地 : 鹿児島県鹿屋市古江町7598
設 立 : 1983年1月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/12)約8,000万円
2012年12月18日、同社は鹿児島地裁鹿屋支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は上釜明大弁護士(福元法律事務所、鹿児島市金生町7-8、電話:099-225-0100)。負債総額は約2億2,000万円。
■電気工事(鹿児島)/(有)市来総合設備
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約9,000万円
代 表 : 松比良 重文
所在地 : 鹿児島市坂之上1-47-55
設 立 : 1993年7月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/3)1億7,515万円
1月7日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は岸本圭市弁護士(福元法律事務所、鹿児島市金生町7-8、電話:099-225-0100)。負債総額は約9,000万円が見込まれる。
■農産物販売ほか(鹿児島)/(有)アグリ九州
【続報】債権者判明 負債総額 約1,500万円
代 表 : 山元 昭実
所在地 : 鹿児島県鹿屋市田崎町2257-27
設 立 : 2005年2月
資本金 : 300万円
弊誌1月10日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は2012年12月5日に鹿児島地裁鹿屋支部より破産手続開始決定を受けていた。破産管財人は藤枝紘一郎弁護士(藤枝法律事務所、鹿児島県鹿屋市打馬1-2-7、電話:0994-43-8242)。負債総額は約1,500万円。
■新春トップインタビュー 地場への想いを「食」に乗せて
「世界と糸島は繋がっている」をテーマに躍進するベンチャー企業
五洋食品産業(株) 代表取締役 舛田 圭良 氏
2012年、五洋食品産業(株)は、東京証券取引所 TOKYO PRO Market市場(旧TOKYO AIM市場:東京証券取引所グループとロンドン証券取引所の共同出資によって創設されたTOKYO AIM取引所の運営する株式市場)の上場企業となった。代表の舛田圭良氏は、同社の事業を冷凍ケーキに特化させて業績を伸ばした。今後は上場を武器に市場を開拓し、海外へも積極的に打って出るつもりだ。しかし何よりも、まず地元糸島での認知度を高め地場企業としてしっかりと根を下ろし、世界と繋がることが肝要だと考えている、舛田氏に話を聞いた。
○大手コンビニの協力を得て販売の場を開拓
○海外へも積極的に進出
○これからのテーマは「世界と糸島は繋がっている」
○まずはやってみることでチャンスを掴む
○《解説》スイーツストックの挑戦
■新春トップインタビュー 地場への想いを「食」に乗せて
海外進出のパイオニアが目指す日本国内での「地場固め」
(株)やまやコミュニケーションズ 代表取締役社長 山本 正秀 氏
1974年の創業以来、明太子という博多名物を武器に、全国へと営業拠点を構築していった(株)やまやコミュニケーションズ。84年からは海外進出も積極的に推し進め、韓国をはじめ、アメリカや中国にも関連会社を設立。明太子の製造以外にも飲食店の経営や食品の卸売業など幅広く手がけている。行き先不透明な日本経済から脱却し、海外進出に活路を見出そうとする中小企業のなかにあって、すでに先鞭をつけた同社だが、その明太子業界のトップメーカーが、今は世界ではなく、日本という地場をしっかりと固めることに重きを置くと断言する。同社代表取締役社長の山本正秀氏に聞いた。
○明太子の人気に対し業績は反比例
○もつ鍋店という切り口で明太子を普及させる
○加工バラ子などの商品販売の目的は話題性づくり
○贈答用商品で明太子本来の価値を高める
○顧客の市場は日本という「地場」にあり
○《解説》外部環境の厳しさをチャンスと捉える視線が増収を呼ぶ
■新春特別企画
2013年、今年は違う!? 経営者たちの顔つき
年明けから早半月が過ぎ、各社それぞれが企業活動を本格化させている。意気揚々と新たなビジネスに挑戦する者、競争が激化する業界内でしのぎを削る者、閉塞感漂う日本を飛び出して経済発展目覚ましいアジアに活路を見出そうとしている者―と、2013年にかける経営者の思惑や意気込みもさまざまだ。データ・マックス取材班では、各業界で戦いを繰り広げている経営者たちの様子を探った。
○韓国パワーのすごさ 日本も今年は勝負ぞ!!
○経営マインドを取り戻す
○ASEANへの熱い眼差し
○低価格小売店の攻勢が加速 淘汰が進む
○「玉石混交」「規制強化」にどう対峙していくか
○世代交代が進む 西日本一の歓楽街・中洲
■情報ファイル
セブン&アイ・ホールディングス パートだけで総合スーパーを運営する大実験
2013年注目される企業 ― (3)
2013年の重要な経営課題は、4月から施行される改正高齢者雇用安定法である。60歳の定年後も、希望者全員を雇用することを義務づける。高齢者の給料捻出で割を食うのは、40~50歳の現役世代だ。現役世代の賃金上昇率を抑えるため、年功序列型賃金は確実に消える。賃金制度の見直しが進むなか、経営側と労働側双方に衝撃を与えたのは、流通小売業最大手、セブン&アイ・ホールディングス(HD)の大改革である。
○正社員は半減、パートを9割に
○パート中心の店舗運営
○日本の雇用形態が崩れる
○正社員不用の時代に
※記事へのご意見はこちら