福岡発のリアルクローズ・ファッションイベント「福岡アジアコレクション2013 SPRING/SUMMER」（以下FACo）が今年も開催される。開催日時は３月24日、場所は福岡国際センター（福岡市博多区）で、福岡アジアファッション拠点推進会議が主催する。
　
　今年で５回目の開催となるFACo。蛯原友里、押切もえ、山田優ら国内人気モデルのファッションショーを間近で見られることもあり、若者を中心にイベントの認知度も向上してきている。また、福岡出身の新人アーティストである家入レオも出演予定で、イベントに花を添える。

　ショーでは、福岡のアパレルメーカー８社９ブランドや福岡を拠点に活躍するデザイナー９名の各ブランドの衣装が、全国ブランドと同じようにランウェイで紹介され、福岡ブランドをアピールする。
　また事前に、福岡県が運営する多言語ウェブサイト「アジアンビート」で「カワイイ大使コンテスト」を開催し、人気投票で中国や台湾、タイ、ベトナムから８名の「カワイイ大使」を選出し、ランウェイに登場してもらう。
　
　今回からの初の試みとして３月２日～４月７日までの約１カ月間を「ファッションウィーク福岡（F.W.F）」とし、FACoと連動させ、天神や博多を中心とした各商業施設でファッションショーやセール、スタンプラリーなどのイベントを展開する。

　17日、FACo開催に先立ち記者会見が行なわれた。福岡商工会議所副会頭で福岡アジアコレクション実行委員長の榎本重孝氏は、「幅広い層を対象にファッションの街、ショッピングの街福岡を内外にアピールすることで多くのお客様を呼び込み、街全体を盛り上げ、地域経済活性化に繋げていきたい」と挨拶した。

　また、出演するタレント・モデルのスザンヌ、相沢まきも出席し「今年で5周年となる。FACoは一体感が凄い。今まで以上に盛り上げたい」などと意気込みを語った。

　福岡在住の20代女性にFACoについて聞くと「普段雑誌で見る人気モデルたちを間近で見られる。非常に楽しそうなイベントなので今年こそ行ってみたい」と話していた。

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