西久大運輸倉庫(株)
財務内容は一進一退
■建築工事(福岡)/(有)中野建設
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約3,500万円
代 表 : 中野 昌幸
所在地 : 北九州市小倉南区沼本町4-1-34
設 立 : 2000年3月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (12/2)6,175万円
弊誌2012年7月5日号「アラーム」にて既報の同社は、12月20日までに事業を停止し、破産手続申請の準備に入っていたことが判明した。担当は奥田克彦弁護士(弁護士法人奥田法律事務所、北九州市小倉北区金田1-8-5、電話:093-562-7500)。負債総額は流動的ながら約3,500万円が見込まれる。
■建築工事(福岡)/(有)八田工務店
【続報】債権者判明 負債総額 5億4,226万円
代 表 : 八田 智広
所在地 : 福岡県飯塚市伊岐須311
設 立 : 1974年5月
資本金 : 2,500万円
売上高 : (11/4)2億8,424万円
弊誌2012年7月16日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は12月27日に福岡地裁飯塚支部より破産手続開始決定を受けていた。破産管財人は中村博則弁護士(田川第一法律事務所、福岡県田川市平松町3-74、電話:0947-50-9636)。負債総額は5億4,226万円。
■土木工事ほか(福岡)/(株)ジョウナン
【続報】債権者判明 負債総額 約2億1,800万円
代 表 : 野田 誠二
所在地 : 福岡県大牟田市萩尾町2-327-1
設 立 : 1988年6月
資本金 : 2,900万円
売上高 : (11/5)3億8,821万円
弊誌2012年10月11日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は1月7日に福岡地裁大牟田支部より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は恒川元志弁護士(西田・恒川・平井法律事務所、福岡市中央区赤坂1-12-15、電話:092-712-4055)ほか4名。破産管財人は岡田 武志弁護士(岡田・後藤法律事務所、福岡県大牟田市不知火町1-1-2、電話:0944-59-5008)。負債総額は約2億1,800万円。
■車海老養殖(熊本)/平野水産(有)
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 9,874万円
代 表 : 平野 光
所在地 : 熊本県天草市久玉町1518-5
設 立 : 1989年7月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/6)約4,000万円
2012年12月26日、同社は熊本地裁天草支部から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は林浩一弁護士(天草ひまわり基金法律事務所、熊本県天草市中央新町3-29、電話:0969-32-6772)。破産管財人は田中芳典弁護士(あまくさ法律事務所、熊本県天草市古川町44、電話:0969-22-0170)。負債総額は9,874万円。
■新春トップインタビュー 九州を拠点に全国へはばたく
健康茶の受託製造を軸に拡大 甘草の国内生産でナンバーワン目指す
(株)新日本医薬 代表取締役 高須賀 佳人 氏
健食・化粧品・医薬品などを総合的に取り扱う通販大手の新日本製薬(株)(福岡市中央区)のグループ会社である(株)新日本医薬。健康茶の受託製造を軸に展開してきたが、2006年に山口県の岩国市に薬用植物栽培のために「岩国本郷研究所」を設立し、生薬「甘草」の国内栽培に乗り出した。現在国内の5自治体と提携、将来的に我が国の年間輸入量の1割に当たる200トンの国産化を目指している。
○健食GMP認定取得が弾みに
○岩国市に生薬研究所設立
○甘草シンポジウムで研究発表
○年間輸入量の1割 200トンの生産目指す
■新春トップインタビュー 九州を拠点に全国へはばたく
テーマは「美」「健康」「癒し」 「日本伝承医術総合センター」拠点に全国へ
エス・エフ・シーグループ 会長 島田 修 氏
エス・エフ・シーグループは2009年、日本伝承医術普及のための拠点として光明皇后の「施薬院(せやくいん)」にちなんだ「施楽院(せらくいん)本院」を熊本市内に開設した。古来2500年の歴史を持つ伝承医学を引き継ぎ、「正しい伝承医学を伝えていくこと」を使命として活動すべく、「日本ビワ温圧療法師会」を軸に全国400店舗で2,300人の施術者を展開・活動してきたが、施楽院はその集大成と位置付けている。
○施楽院事業で第2期創業時代に
○施楽院で「六根清浄」を除去
○新潟に「弁天施楽院」オープン
○ボランティア精神に支えられた「施薬院」
○「気にかからない思い」を提供していく
■群雄割拠の健食薬系事情
JACDS、有事対応で委員会設置 DgS薬剤師の存在価値が見直される
昨年、12月7日夕方17時18分頃、東日本大震災の余震と思われる、東北地方を震源とする最大震度5弱の地震が発生。改めて、地震など有事の際のライフラインの確保など、インフラ整備が急務であることを再認識させられた。
○アレルギー対応食品備蓄が未整備
○地域のライフラインをDgSが確保
○情報収集で各地域にTV電話を設置
■業界を読む
震災特需一巡で業績悪化 大手の大量出店、衰えず
ホームセンター
東日本大震災特需の反動で、ホームセンター(HC)の業績が悪化している。上場大手の2、3月期決算はコーナン商事、ケーヨー、アークランドサカモトが経常減益に転落するほか、DCMホールディングス、ナフコは伸び悩む。2012年の全国売上高も2年ぶりに減収になる見通し。背景には、大手の出店競争で店舗の過剰感が強まり、不況下で過当競争を引き起こしていることがある。大手と地方の中堅中小チェーンの企業間格差が拡大し、大手による寡占化が加速している。
○経常減益相次ぐ
○市場、2期ぶり減収へ
○大手の出店攻勢続く
○販売効率が低下
○高粗利・高コスト構造
○企業数、10年で半減
○コメリが待ったかけるか
■情報ファイル
不成立!PGMによるアコーディアの敵対的TOB
ゴルフ場運営2位のPGMホールディングスは1月18日、同首位のアコーディア・ゴルフに対し実施していた敵対的TOB(株式公開買い付け)が成立しなかったと発表した。TOBへの応募は17万4,580株(株式所有割合16.68%)にとどまり、成立の下限としていた20万9,224株(同20.0%)に満たなかった。大詰めの段階で、旧村上ファンドが運営する投資会社レノが参戦したほか、凄まじい情報戦が繰り広げられた。PGMは「17日に、TOBの妨害を目的とした悪質な情報操作があり、TOBの成否に大きな影響を与えた」として、証券取引等監視委員会に調査を依頼したことを明らかにした。騒動は、まだまだ長引きそうだ。
○流れを変えた報道
○次々と繰り出されるTOB対抗策
○参戦した旧村上ファンドの出身者
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