真っ黒に塗りつぶされた公開文書は、福岡県政の闇を物語っているようだ。31日、福岡市の調査報道サイト「HUNTER」は、福岡県への情報公開請求によって開示された黒塗りの公開文書に関して「あまりに乱暴なやり方」と批判を強めている。
今回、「HUNTER」が開示請求を行なったのは、同県の九州電力と締結した原発安全協定の過程に関する文書を非開示とする主張を容認した県情報公開審査会の議事録。しかし、開示されたのは真っ黒に塗りつぶされた文書であった。「HUNTER」が作成した「異議申立て」の内容やすでに県のホームページで掲載されている内容まで黒塗りになっているという。
同様の文書に関しては、福岡、糸島の両市が協議内容を含む全文書を開示しており、「組織ぐるみで舞台裏を隠そうとする県の姿勢によって、原発安全協定への信頼度が揺らいでいる」と、「HUNTER」は指摘する。
詳細はコチラ。
※記事へのご意見はこちら