NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は、武雄中学校に突撃訪問を行った件について掲載している、2013年2月1日午後、11時06分のブログをお伝えする。
今日の武雄中学校は良かった。
僕は時間が空けば、中学校や小学校をまわる。アポ無し、予告無し、いきなり、突然。授業中でも教室に入る。生徒の様子をだまって観察し、休み時間のときは、生徒と話し込む。
2か月に一度くらいはまわっているので、時系列的に、良くなった、悪くなったは大体分かるし、このクラスは上手くいっていないかどうかも、分かる。後で、担任や校長に聞くと、大体当たってる。
心配していた武雄中学。前回行ったとき、教師の態度も最悪、子どもたちと友だち感覚。僕が挨拶をしても挨拶もしない横柄な態度。あるクラスは空中崩壊。直ちに教育長を呼び、対応を具体的に指示。
そして、今日恐る恐る武雄中学へ。そしたらどうだ。これが同じ学校かというくらいに良い方向に変化していた。3年生は受験が近いからか、教室に心地よい緊張感。2年生は、挨拶が良い。見違えるほど明るくなっていた。1年生は、締まりが出ていた。
これくらいで、何が分かろうかと僕もそれは思う。しかし、これだけ信じられないくらいに変わったのは事実。現場の学校の先生を褒めたい。武雄中学で何が起きたのか知るよしも無いが、僕が最近良く言うようになった「過ちは仕方が無い。しかし、その後の修正はとても大切」という「修正力」を地で行っていました。
これからも「現場力」に期待したい。
帰り際、中学生のみんなが握手を求めて寄ってきて、「レーシック市長!」「レーシックはどがんやったですか?」って声を盛んに掛けられましたが、この距離感を大切にしたい。良い一日でした。
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